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2010-04

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九州広島紀行 2010 その1 - 2010.04.30 Fri

…なんだか近来稀にみるお行儀の良いタイトルだなと自分でも照れる。
が、今回初めに足を向けたのは、実は九州ではなく、広島。



えーと、懲りもせず宮島です。
ていうか厳島神社詣で。
清盛公もさぞ誉めてくださることでしょう…。
昨年の模様はこちら。…あんまり変わりません。当然だけど。

朝、6時過ぎに家を出て、中国道~山陽道で廿日市ICまで。
そこから宮島口へは、下道を走って20分弱で宮島港へ。

100430-1.jpg宮島港に車を駐めて、10:30の船で厳島神社へ渡る。
この時点ですでに近隣駐車場はほぼ満杯。
…みなさん何時くらいから乗り込んで
らっしゃるんでしょう…。
今年は大鳥居に再接近する便に無事乗船。
寒い寒いと言いながら、甲板から離れないワタシたち。



100430-2.jpg鹿さんたちも健在。
ヒトを怖れないどころか、ヒトと見ると餌くれ餌!とばかりに
近寄ってくるので侮れません。
でも案内の紙なんぞクシャクシャやっていると
飛んできてがぶりとやられるので、マジで要注意。


100430-3.jpg
…出たデフォルト神馬。
ぜったい神具通販(こんなとことかこんなとこ)で
売ってるんだよこれ!と夫とこそこそ言い合う。
だってどこのお宮さんでも同じなんだもん…。



100430-5.jpg 100430-4.jpg

やー今日は潮がずいぶん高いねぇ、と話していたのだが、
入場口の掲示によるとなんと今日は大潮。
しかも入場した時間は、満潮から30分後。
そりゃあ高いはずだ。


100430-7.jpg 100430-8.jpg

能楽堂と舞楽の高舞台。
同じように並べておりますが、当然ながら舞楽(雅楽)は平安期、
能は中世期に形式が確立。
ただ、現在残っているものは、双方ともに十六世紀半ばに建てられたものです。

100430-6.jpg 100430-9.jpg

到着当初はこんなふうに満ちていた潮が、1時間後にはこの通り。
…海って怖いですよね。

今年は宝物館で平家納経 …のレプリカや
高倉天皇の御宸筆(無論レプリカ)を拝見したりで
それなりに興奮はしたんだけど、やっぱりレプリカって有難味がないのよねぇ…(-_-;)
いつか是非本物を見てみたいものです。

100430-10.jpg 100430-11.jpg

すんごい大輪の面白い椿があったので激写。
調べてみると、"相合傘"という品種らしい。
こうした、一重の外輪部と八重の内輪部を持つものを唐子咲というそうな。
椿というより牡丹とか薔薇のようで、実に美しく華やかな花でした。

100430-12.jpg
お昼ご飯は表参道商店街の岩むら(0829-44-0554)で
かきうどんと、あなごめしの小さいのを夫とはんぶんこ。
値段のわりにかきがぷりぷりと大きくて、美味しかったです。
お出汁は甘め。
あなごめしのあなごは…まぁ、ちょっとしょぼい(笑)




12:40の船で宮島を後にして、広島岩国道~山陽道~中国道経由で
15時過ぎには関門橋を渡っていた。
で、16:20にはこの旅のお宿、グランドハイアット福岡に到着。
GW2日目、平日を狙っての移動は大成功で、ほとんど渋滞知らずで
ここまでやってきてしまった(笑)
しかも高速は平日にも関わらず特例で1000円、なのに駐車場代などは平日扱い料金♪
日頃の行いがいいのだーと悦に入るワタシたち夫婦。

しかしいくら日頃の行いがよくても、ない袖は振れない道理。
いい歳をしてゴージャスホテルに泊まることが稀な我々夫婦にとっては、
GWの、しかもどんたく直前の福岡のど真ん中の繁華街にあるホテルなんぞ
予約が取れただけでもよしとすべし。
ましてグランドハイアットだしね…。
お安いプランを求めたために、部屋は27㎡、
クイーンサイズのベッドでひしめき合って眠る羽目に。

100430-13.jpg


左上:グランドクイーンのベッド。夜中に夫と布団の奪い合い。
右上:さすがシステマティックに出来ている作り付けの棚。
   窓際に鏡がないのが残念。
   電気ポット、ティーセット、液晶TV、冷蔵庫、
   LANケーブルなどが、見事に収まっている。
左下:洗面所とトイレ。
右下:バスルームとシャワーブース。


いつもはホテルのクレイムシートにあれこれ書き残してくるのだが、
今回はその時間が取れなかったので、ここで覚え書き程度に書いておく。

これだけ狭い部屋なのに、シャワーブースがあるのは嬉しかった。
バスタブも大きくてゆったり。
うまく作ってあるなぁと感心しきりだったのだが、
ベイジンが小さくて高い位置にあるので、顔を洗うとそこら中が水浸し(TT)

その上、ベイジンのお湯の出が致命的に悪い。
出るには出るが、時間が掛かるのと、水量がちょっと異常に少ない。
ここがヨーロッパならガマンする。ガマンするよ(笑)
でもここは日本。お湯だけは潤沢に出るはずの日本。
おかげで顔を洗うのが難しくて、結局シャワーブースでお湯を出して
蒸しタオルを作って洗顔した。

あと、アメニティ類が少なかったかなと。
せめてバスオイルなりバスソルトなりが欲しかった。
疲れた身体にはあれが有難いのです。

予めパジャマと加湿器をお願いしておいたのだが、
加湿器はすっかり忘れられていた模様。
あらためて頼むのが面倒で、ついそのまま二晩を過ごしたら、
夫は喉が痛くなってしまった。
パジャマは伸縮素材の化繊。あれ、コットンだともっといいのになぁ…。
ベッドの硬さはまずまず。

立地の狭さがいろいろとこのホテルに弊害を生み出している。
ロビーの狭さ、エレベーターの狭さ、廊下の狭さ。
その割りには上手に作ってあるとは思うのだが。
あと、時期的・地理的なものか、中国・韓国の団体ツアー客が多い。
グランドハイアットは確かに大型ホテルだけど、リージェンシーよりは
アッパーグレードだと思いこんでいたせいか、ちょっと驚いた。
また、キャナルシティへのアクセスは便利だが、
その分観光客がふらりと迷いこんでくることも多いようで、
ロビーはいつも落ち着かない感じがする。



…外観の趣味の悪さは…えーと……まぁジョン・ジャーディ(設計)の問題ってことで(^^;




(続)


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妄想は妄想。趣味は趣味。 - 2010.04.29 Thu

東京都の非実在青少年規制条例の問題が、バカバカしい方向へどんどん走っていく。

「綾波レイのヌードはOK」――都が条例改正案のFAQ公開、「条文と違う」と指摘も
(IT Media News)

条文を作るのは議員たち、FAQを作るのは恐らく公務員である役所の担当者。
細かいところの違い――たとえば「児童ポルノ」と「(成人向)漫画・イラスト」の
区別さえ付いていない議員の小父様方には、十把一絡げに同じものに見えているのだ。
しかし直接区民の声を聞く役所の担当者は、細かい違いを把握せざるを得ないわけで、
結果として条文と違ってきてしまうのは当然だろう。

条文は「不健全な性的関心は持つな」とは言う。
――んじゃ「健全な性的関心」ってなんなのさ。
不健全と健全の違いはどこに生まれるのだ。
成人した男女が、閉鎖空間に籠もって、たまに眠るのと食べるの以外は
一日中セックスをして、数週間も部屋から出てこないのは、
不健全じゃないんだろうか。それは規制しなくていいのか。
阿部定の例を待つまでもなく、昔はそんな王様とか貴族も、いたじゃないですか。

今回の規制対象になっている青少年――十八歳以下の少年、つまり十代が
性的な関心を持つのは世界中で常識と捉えられているんじゃないのか。
それは人間の成長過程として当然ではないのか。
"草食系ワカモノ"を頼りないだのだらしないだの否定しておいて、
民法で16歳女子を婚姻可能年齢に定めておいて、
18歳以下の性的描写を一概に「不健全」と決めつける矛盾はどうなんだ。



そしてさらにバカバカしいのがこの問題。

ついにボーイズラブ雑誌が「有害図書」指定、18禁未満への販売や閲覧を禁止へ
(GIGAZINE)

…大阪府は何を考えておるのだ。
先日裏でも書いたが、先述の「非実在青少年規制」が掲げられた原因が、
現実とファンタジーもしくはフィクションの境目が曖昧な連中が
リアルで性暴力を幼年層に行うのを助長"しかねない"からだというならば、
まったくBLは関係がない、ということに、議員さんたちは気づいていないらしい。
腐女子にとっては、男×男でないと意味がないのだから。
――まさかそれすら理解できないのだろうか。嘆かわしい。

とりあえず自分の娘が夢中になっている
得体の知れない"BL"とやらいうアヤシゲでいかがわしい(それは事実だが)ものを
法の力を借りて駆逐したい、つまり自分が娘や妻に「止めろ」というだけの
法的な根拠が欲しい、というわけだ。
きちんとそのものを理解し、妻や娘と話し合わない自分の怠慢を
「法律だからダメ」と言うだけで済まそうって根性がいただけない。



外国には今でも、10代前半で結婚し出産することが普通の国や部族がある。
日本でも古来、それはごく普通のことだった。
18歳未満の性行為を規制してるのは、歴史的には
せいぜい近代から現代までの百年に満たない期間に過ぎず
地理的には日本という小さな国の中の事に過ぎない。

まして同性間結婚を法的に認める国が、同性愛を明確に否定するキリスト教徒が
多数を占める国を含め複数国あり、
婚姻関係でなくとも、養子縁組という形で事実上の結婚形態を取ることができる国は
日本を含め、いくらでもある。
これまた歴史的に見れば、日本は古来、同性愛、もしくは同性間性交を
社会が認めてきているのだ。
これを表だって嫌悪する風潮や社会通念が生まれたのは、
やはりせいぜいここ百年ほどのことだ。



現実の青少年に対する暴力行為や、意に染まぬ性交を強要することなどは
論外の犯罪行為だ。
絶対にすべきではないし、実行した人間は処罰されてしかるべきだ。
子供がいないワタシだって、可愛がっている甥や姪がそんな目に遭ったら、
冗談でなく犯人をブッ殺す …と思うだろう。

だが、15歳と24歳の恋愛も存在する。
14歳と40歳の恋愛も存在するだろう。
いやいや、十代同士の恋愛なら、いくらだってある。
そこにセックスが含まれるかどうか、それは当人たちにしか知る術はないが、
互いに対する性的な欲求は、生まれない方が稀だろう。

もしそれが、現実におこったとしても不思議ではないのに、
ましてフィクション作品の上で描かれたとしても、何の問題があるというのか。

漫画や小説は、千年前や一万年後の世界を書くことができる。
行ったことがない遠い国の、あるいはまったく存在しない国の
恋や愛や葛藤を、描き出すことが出来る。
こんな幸せな二人がいたのだ、こんな苦しい思いをしたひとたちがいるのだ、
それは今も昔も変わらないのだ、と、今を生きるワタシたちに
ある示唆を与えることも出来る。
フィクションってそういうものじゃないんですか。

ただ暴力だけを描くもの、ただセックスだけを描くものを
ワタシ自身は好んでいるわけではない。
だが、それを選ぶ選択肢を、少なくとも大人から奪うな、と言いたいのです。
今回の動きは、他人の枕事情を役人が忖度するバカバカしさと同じくらい、
下らない条例に思えるのである。



どっちにしろ、現実と非現実を混同してしまう境界線上のヒトたちが
単純に趣味として楽しんでいる、敢えて言わせてもらうが"良識ある"人たちを
阻害しているのは間違いないことだ。
そして、現実と非現実は違うのだと言うことを教えることこそが
問題の根本にあるのだということをわかろうとしないひとたちが
自分たちさえも対象物のきちんとした理解をすることなしに、
規制さえすればいいと簡単に考えている限り、
年少者に対する犯罪はなくならない。

少なくとも法を持って規制するなら、"そんな気持ち悪いもの、見ない!"ではなく
ちゃんとどういうものなのか理解した上で口を開いていただきたい。
『トーマの心臓』を読みましたか?『風と木の詩』は?
『ニューヨーク・ニューヨーク』はどうですか?
『英国妖異譚』は?『FLESH&BLOOD』は?
一般にBLと呼ばれるカテゴリーの中には、何度読んでも感動のあまり涙するような
素晴らしい作品がいっぱいあるのだ。

BLに限ったことではない。あまり明るくはないが、NLでも素晴らしい作品は
たくさん生まれていることと思う。
…って、だって谷崎の『痴人の愛』はどうなりますか?
ヘッセの『車輪の下』は?
あまり好みではないが、『エマニエル夫人』は?
古今の名作と呼ばれるものに、十代の性愛もしくは性交シーンを描いたものが
どれほどあることだろう。



今回の条例は漫画・ライトノベルに対する規制ということだが、
そうしたものを読む大人(本来理性でもって情動を制御すべき)が数多い昨今、
あまりにも過保護(大人に対して)なものだと思う。
子供を守ることは当然だ。彼らの"健全な"成長は、見守られるべきものだ。
だが、それは理性のない大人の蛮行そのものからの保護ではないのか。
そこを規制すべきなのではないか。

――理性のある大人を、どうか同じ穴の狢にしてくれるな。





「非実在青少年」規制問題・対策まとめ

女性向け創作活動をしている人の為の、非実在青少年規制対策まとめサイト



※今回のこの日記、表と裏でほぼ同じものを載せました。

竜王チューリップまつりとマキノ高原 - 2010.04.28 Wed

「チューリップまつり、あるんだって」
現場仕事で滋賀県へ行った夫が、帰ってくるなり報告してくれた。
砺波(富山県)ほど大がかりではないにしろ、一万五千本はあるという。
…まぁ近いし行ってみようか。



開催場所は滋賀県蒲生郡竜王町のアグリパーク竜王
よくある三セクの農業公園だろうと高をくくっていた。
ほら、チューチュートレインがあって、石窯焼きの丸いパンがあって、
ハムとかチーズの工房があって、土産物屋があるような
プロデュース会社同じとちゃうんかいなというほど似たコンセプトで作られた
どこにでもあるアレです。
どこも同じでつまらないかわりに、逆に言うと
基本的な施設は揃っているので、安心、てのはあるわけで。



――ところが。


……いや、ここは……。
まったくそうしたプロデュース会社が噛んでないんじゃないかと思うほどに、
えー……なんというか、洗練されていないというか長閑というか。
入場券売場はこっち、チューリップ畑はこっち、とかいう表示すらないわけですよ(^^;
ある意味地元の農家さんの手作り感満々というか。
……しょぼい。


敷地をちょっと歩いてみて、貸し農園らしき場所だの、
有料らしい動物ふれあい広場だのを横目に裏手に廻ってみると、
逆に表の通り沿いに、なんとなく華やかに花が咲いているっぽい場所が。
――あれだ。

100428-2a.jpg←拡大してみてください
…まあつまりこれが
"一万五千本のチューリップ畑"の正体です。



100428-3.jpg

左上:畑にちっちゃな立て札が。
   …こ、これが案内ですか。車だと絶対見落とすミニサイズ。

右上:多分アイキャッチャー(ビリディ咲き)という品種。
   
左下:バイカラーのカーニバルデリオ。

右下:人気品種のアンジェリケ。


100428-1.jpgここはどうやらオーナー制度を取っているらしく、
半分はそのオーナーたちが好きな球根を植付けたものらしい。
従って色も品種もバラバラ(^^;
残り半分の敷地は、オーナーが集まらなかった部分らしくて
一畝に一品種(しかもオーソドックスな赤白黄色)を
ずら~っと縦に植え付けてあった。
それはそれで壮観だが、なにしろ敷地が小さいので、迫力に欠ける…
…というか、しょぼい…。



100428-4.jpg敷地内のメインの建物と思しき立派なこれは、
環境改善センターとやらで、研修室などがあるだけ。
観光客が気軽に入るようなところではなさそうだ。
だが、この前に駐められているこのミニバスが
ワタシの目を惹いた。
どうやら和歌山県田辺市の弁慶オタクな
                ご一行皆様のものらしい。


なんで弁慶で竜王…???と不思議に思ったら、
竜王町は「平治物語」によると、源九郎義経の元服の地らしいのだ。
…だからって弁慶…?とは思ったが、まぁこれ以上ツッコムまい。

100428-5.jpg
でもこの芝居は…(泣)
いやもう、細かいツッコミどころは裏でたっぷり
語らせていただきますが……
……しょぼい。あまりにもしょぼいのだ。芝居が。



田舎を侮ってはいかん、臍を決めてかからねば泣きをみる…とは夫の弁。
…確かに(TT)
覚悟の足りなかったワタシたちは、すごすごと次の目的地、
近江八幡の日牟禮ヴィレッジを目指す。



100428-6.jpg
たねやの日牟禮ヴィレッジは以前も行ったが、
今回はクラブハリエのカフェ狙い。
まだ午前中のせいか、空いていてすぐに入れた。


100428-7.jpg
もちろんオーダーは焼きたてバウムクーヘン。
夫はコーヒー、ワタシはアールグレイティ。
早起きしてここまで走ってきた(車が)ご褒美には
あまりに嬉しいひととき。


もちろん焼きたてバウムクーヘンは、買って帰りもします。
焼き上がったばかりのものは、ぶるぶると震えるくらい柔らかいのよ~。
並んで待っている間に、焼き釜内部が見えたので、ちょいと動画撮影。

[高画質で再生]

Club Harie Baumkuchen making


うーん、こうやって機械で焼くなら均一に生地が着くけど、
当然昔は手作業でぐるぐるやってたのよねぇ…。
大変だ。



…さて、まだお昼。
これからどうしようか、と思案する。

「そういえばMamiさんたちのミーティング、マキノだったね」

夫が言い出した。

お友達のMamiさんご夫妻は、ご存じの方も多いと思うが、
シルバーアクセサリーをデザイン・製作・販売しておられる。
ハーレー・ダヴィッドソンのバイカーズミーティングで
ちょうどこの週末は同じ滋賀県の琵琶湖対岸にあるマキノ高原に来ていたはず。
行ってみるべ~~♪

100428-8.jpgナビ様が提案してくれたいくつかのルートのうち、
一番早いR8→彦根IC(名神道)→米原JCT(北陸道)
→木之本IC→R303 という経路を採る。
前を走る車をふと見ると、自衛隊車輌だった。
"移通"とあるのでどっかの移通隊なんでしょう。
この他にも数台連なって敦賀方面へ向かっていた。



100428-9.jpgそして到着したマキノ高原。
実はワタシは小さい頃、両親に連れられて
何度かスキーに来たことがある。
いたいけなさくらちゃんを背負い、まだ幼稚園の上弟を
抱っこ紐で括り付けた父の頭がまだふさふさしている写真を
今でも覚えている。


この広いスペースの一体どこにMamiさん夫妻はいらっしゃるのだろうか。
…しかしこのなんとなくうら寂しい感じは、
ひょっとしてもう、イベント終わっちゃった…?( ̄▽ ̄;

100428-10.jpg「あの車、Mamiさんちのじゃない?たしかそうだよ」
夫が指さす先を見れば、確かにMamiさんご夫妻らしき人影が。
…でもあそこのテント、あんなに大きかったっけ…?
首を捻りながらも、帽子を目深に被って顔を隠し、
こっそり近づいていく。


撤収作業に勤しむお二人に、
「あれぇ~?もう終わっちゃったんですか?」とさも残念そうに声を掛ける。
「すみません~もう終わりなんですぅ~」と答えたMamiさんに、
「ばぁ」と顔を見せると驚愕に固まった。…へへへ( ̄ー ̄)v
「あれー。どうしたの」と面白そうにやってきたMamiだんさんとも
ご挨拶して、バウムクーヘンを渡し、ちょっとだけ喋って邪魔にならないよう辞去した。


100428-11.jpg
マキノ高原を出てR161へ向かうまっすぐな道。
ちょっと感動的に綺麗だったのでパチリ。
なんだかドラマに出てきそうですよね。



そのままR161を降りて湖西道路へ入り、京都東ICから名神道に乗った。
実家にもバウムクーヘンを届けようと電話を入れたら、
母がとんでもないことに(-_-;)

なんと明け方、ぼうっとしながら起き上がってトイレに行き、
転んで唇を切ったらしい。
さすがに大きな音がしたので、父が心配して飛んできたらしいが
トイレのドアの向こうで「大丈夫~」と答え、その時はまだ眠かったので
ベッドに潜り込んで二度寝したそうな。
ところが父がゴルフに出かけてから起きた彼女、
顔があまりに痛いので、洗面所で確認して
腫れ上がった唇と青ずんだ顎にビビったというわけ。

横が裂けていて口を開けられないので、流動食しか食べられず、
朝からお粥とぜんざいくらいしか食べてないんだそうで。
とりあえず野菜ジュースと、上弟に言われて栄養ゼリーを買って
実家へ急行した。
無論、その間に弟妹たちにチク…もとい、連絡メールは忘れない。

傷口を見せてもらった。
上唇右端に縦約6mmの裂傷、上下境目に横約8mmの裂傷、下顎右下にφ1.8mmの痣。
まぁそれ自体は大騒ぎするほどではないけど、転んだ(倒れた?)原因は本人にも不明。
状況を聞き取った限りでは、便座から立ち上がったつもりで立てていなかったようだ。
意識ははっきりしていたようなので、低血糖でもなさそう。
寝起きでボケッとしていたのだと本人は主張する(笑)
確かにそうだろうが、まあつまり両親ともに年取ったんだということですな…。

自分でも身体が思うようにいかなかったことにヘコんでいるらしい母だが、
せっかく買って行ったバウムクーヘンも食べられないね、と言ったら
牛乳に浸して食べる!と息巻いていた。
翌日の金継ぎのお稽古も、翌々日の日本画のお稽古も行くらしいので、
元気はだんだん復活してくることだろう。



のんびりしていたはずが、
最後はずいぶん慌ただしい終わり方をした一日だった…。




CITROËN DS3 - 2010.04.27 Tue

…いやまだ発売になってないです。
予約入れたわけでもありません。




……実車は。





100422-1.jpg
買ったのは残念ながらというかミニカー(笑)
こんなタイトルで書いたら、検索エンジンから
飛んでこられる方もおられるかもしれないなぁ…。
すいません、期待させちゃって(^^;




100427-1.jpg


Citroën DSはもともとこんな(笑)感じのクラシカルな車で、
ワタシには古き良きフランス車のイメージがあったのですが、
実は発売当初はかなりアバンギャルドな車として衆目を集めたそうです。


100422-2.jpg
ところが今回発売になるCitoroën DS3
これまでのDSとはまったく異なるタイプ。
C3ベースのコンパクトカーである。


100422-3.jpgパッと見はROVERのminiみたいな感じで、
あまり惹かれなかったんだけど…。
ミニカー見てあまりの可愛さに惚れてしまいそうになりました。
ホントはボディが水色(Blue Botticelli)×ルーフが
白(Blamc Opale)のがよかったんだけどー(TT)




100422-4.jpg 100422-5.jpg


細部があまり綺麗に作られていないとこが、さすがフランスメーカーNorev(^^;
お値段安いですしね(笑)
でもDS3のロゴは拡大してもちゃんとくっきり。
これもさすがです。



あー実車乗ってみたい。
そんなふうに思うようになってしまったワタシは、
もうすっかり夫の"妻をヘヘ菌に感染させる計画"にハマってしまっているようです…。




※ヘヘ菌
シトロエンのロゴマークがダブルシェブロンであることから、
シトロエンに影響されてしまうことを「ヘヘ菌に感染する」と我が家では言う




I can hear you パート4 - 2010.04.26 Mon

…………どないなっとんねん、行きつけのスタバ(-_-;)
いやワタシが聞き耳立ててるわけじゃないですってば!
なんでこう、ドラマが多いかね…。



今日は隣に、語学留学らしきアラブ人青年(推定20代)と、
以前に留学していた時のホストファミリーのママさん(推定50代)。
青年はたどたどしいながら日本語がかなり話せて、
ママの方は彼を息子のように可愛がっている様子がよくわかりました。



――が。
彼らの話がやっぱり聞こえてくるわけですよ、細部にわたって(-_-;)

アラブ人青年、子持ちの日本人女性と恋愛中らしいんですよ…。
その女性は暴力旦那と離婚調停中のようなので、
法的にはまだ不倫関係になってしまいます。
彼は前回の留学で知り合ったのか、彼女を慕って日本にやってきて、
ワーキング・ホリデーで滞在。
いろいろと彼女をサポートしているようなのです。
彼女の子供の学費だか塾費だかを払っているらしく、
ワーホリのバイト代がそこに注ぎ込まれている模様。
…滞在費どうしてるんだろう…。



彼、とても明るいひとのようなのですが、
やはり悩みも多くて、誰かにそれを相談してみたかったようです。
で、かつてのステイ先のママが相談に乗っているのだった。

「彼女の離婚協議の資料を読んでいて、難しい漢字を調べて日本語の勉強してる」
…そりゃあそうだろう、法律用語なんぞ日本人でも読めない人が多いぞ。

ママさん、彼の話を辛抱強く聞いて、アドバイス。
「○○さん、あなたはね、そうやって彼女をサポートすることで
 日本語を覚えていくのが向いているわ。
 恋愛が語学習得の一番の近道、ってホントなのねー(・∇・)」
まことに建設的なご意見ですが、それはちょっとチガウ……。



居たたまれなくなって、ワタシは早々に店を出る羽目に。
…スタバってホントーにドラマの舞台だわ…。




Renard Bleu ふたたび。 - 2010.04.19 Mon

京都文化博物館に行ったら、ほぼ必ずと言っていいほど
ランチは徒歩30秒のRenard Bleuで取る。
ここ数年でできた習慣のようなものである。

しかしいつも予約電話を入れるのが京都に到着してからなので、
満席リジェクトを喰らうこともある。
今回はぎりぎりだったようで、
「カウンター席でしたらご用意できるんですが」と言われた。
もちろんランチなので拘りはなく、快諾して予約を入れた。


100418-4.jpg
フレンチとはいっても気軽な店なので、
こういう席もまた面白い。
またスタッフが気を使ってあれこれ話しかけてくれて
それも楽しかったりする。

夫もワタシもコースAを頼んだのだが、
プリフィックスのメインもデザートも同じものになって、スタッフに笑われる。
「気が合うんですね~」
そんなふうに言われると今更照れるちゅーねんふーふである。
…長年一緒にいると、好みも似てくるものなんですよ…。


100418-5.jpg前菜の盛り合わせ。
ホタルイカのトマト煮込み(激うま)、
豚足と豚タンのテリーヌ パン粉焼、
よこわのカルパッチョ、
グリーンサラダ 木イチゴのドレッシング。


100418-6.jpg
かぼちゃのポタージュ。
濃厚でとっても美味しい。



100418-7.jpg


メインプレート。
長崎漁港のホウボウ、北海道のホタテ貝柱、
山芋、車海老のポワレ。

たまたまこの皿を下げに来たのが店のマダムで、美味しかったと伝えると
この車海老の料理のいわれを教えてくれた。

「焼く前に生きたままブランデーに漬け込んであるんです」
「あれ?酔っぱらい海老…?」
「あ、そうですそうです!よくわかりましたね~」

もともと彼女はオーナーシェフであるご主人同様、料理人だったそうだ。
小さな洋食店で修行していた頃、常連のお客さんに
「いつも同じ料理では飽きる」と言われ、何かできないかと考え、
ふと思いついたのが、広東料理の酔っぱらい海老。
洋食風にアレンジしてブランデーに漬けて焼いてみたら
これが美味しくて常連のおじいちゃんおばあちゃんに好評だったのだそうだ。
…なんか『おいしい関係』を彷彿させるエピソードだなぁ。


100418-8.jpg

デザートは二人ともイチゴとカスタードのエクレア。
ホワイトチョコレートのアイス添えが嬉しい。



100418-9.jpg
締めのドリンクは、夫がダブルのエスプレッソ、
ワタシはカプチーノ。
ウェッジウッドの、今やディスコンになってしまった
Frances Blueに入れてくれたのが嬉しい。



うーんいつもながら満足。
感動するほど劇的な出会いではなく、
あ、また会ったね、おいしいな~とにこにこしながら思えるような
素敵な料理とホスピタリティ。
だからいつもここに来ちゃうんだよね~。

文博の展示入れ替えで来月も来るので、
その時もまたランチに来ちゃいます、たぶん。



冷泉家 王朝の和歌守展 - 2010.04.18 Sun

100418-2.jpg和歌守は「うたもり」と読む。
藤原定家の流れを汲む冷泉家の、今に残る貴重なる
文書を公開した滅多にない展覧会が、東京に続いて
京都でもあると聞き、飛んでいくことにした。
冷泉家の特別公開自体は毎年行われているが、
時雨亭文庫の中身をこれだけ一気に公開するのは
多分今までなかったはず。



さて、冷泉家というおうちの名前は、マスコミなどでもよく耳にするが
具体的にはどういう家だったのか。
定家の流れを汲むというのは、具体的にどういうことなのか。

まず、藤原定家の子孫なのに、なんで冷泉さんなの?という疑問から。
(以下、裏でも同じようなことを言ってますが、こちらでもご参考まで)

藤原氏の苗字というのは、ちっとばかしややこしくて
本姓藤原の他に屋号のようなものを持つ。
だいたいは邸宅のある町だとか通りの名前をそのまま呼び習わして
それが苗字になっちゃうわけですな。
ホラ今でも言うでしょ、親戚のことを
「神戸のおばさん」だとか「名古屋のおじさん」とかって。

歴史の授業で習った覚えがおありかと思うが、
藤原不比等の四人の子供が立てた南家・北家・式家・京家の藤原四家のうち、
平安時代中期以降栄えたのは北家のみだった。
近衛家・鷹司家・九条家・二条家・一条家の五摂家はいずれも北家嫡流。
清華家や羽林家といった、五摂家よりも格下の公家も
ほとんどが藤原北家の支流や末流である。

で、冷泉家は羽林家のひとつである。しかも支流の支流。
定家の家、藤原宗家の分家である御子左家自体が本流からは遠く、
定家は道長の六男の子孫(来孫きしゃご)にあたる。
定家の父俊成も定家も息子の為家も歌人として名を成したが、
実は貴族としてはそれほど高い地位だったわけでもない。
歌道を家業としてはいたが、それをもってのみ中世の宮廷に仕えていたのではなく、
ちゃんと本業(笑)たる貴族としての役職があったのだ。
まあでも定家は71歳でやっと権中納言ですからねー…。
しかも一年経たずしてその地位も罷免されて、翌年には出家だって(⌒∇⌒;

その定家の孫、為相が御子左家から分家してできたのが冷泉家。
為相の兄為氏が継いだ御子左家の嫡流二条家(摂関家とは別)も、
為相の弟為教が立てた京極家(武家とは別)も断絶してしまって、
室町時代になると御子左流は冷泉家しか残ってなかったらしい。
それゆえ「和歌の家」として冷泉家が重んじられるようになったのだ。

冷泉家では家業を大切に守り伝えてこられたようで、
今ではとんでもなく価値の高い文書が数多く残っている。
…長くなっちゃったが、その冷泉家文書を公開していると聞けば
エセとはいえ、平安時代オタクやや未満なワタシとしては
すっ飛んでいくしかなかろうて。



100418-1.jpg
会場は京都文化博物館
や~。やっぱいい展覧会しますよねここ。
ここ一年だけでも何回来ただろう(^^;


100418-3.jpg
重いカタログも史料と思えばガッチリ買いまショウ。
なにしろ美術品ではなくて文書関連の展示なので、
覚えきれるわけもない。
カタログ必須である。




100418-3b.jpg


右:明月記。定家の日記。自筆ですぞ。
  「四日 天晴」とあるが、この後の毎日天気がよかったらしく、
  アッパレアッパレと続く。

左上:古今和歌集を書き残したもの。定家の筆。

  「古今和歌集 巻一 春歌上

      ふるとしに春たちける日よめる  在原元方
    年の内に 春は来にけり ひととせを こぞとや言はむ 今年とや言はむ

      春たちける日よめる       紀貫之
   袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つ今日の 風やとくらむ

      題しらず             読人知らず
   春霞 立てるやいづこ み吉野の 吉野の山に 雪は降りつつ

      二条のきさきの春のはじめの御うた 二条后
    雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ …」

   等々、実にマメに書き写してある。
   こうした書写は、自分なりの解釈を施すためにするもので、
   定家も山ほど書込をしてある。

   ちなみに古今和歌集の撰者はご存知の通り紀貫之・紀友則・
   壬生忠岑・凡河内躬恒である。

左下:素性集。藤原公任筆と推測されているが、自分より200年も前の
   有名ご先祖様が書いたこんな豪華本にまで
   定家はあれこれ書込をしちゃってるのだ。
   いわばアレだ、ガンオタが昔出た設定資料集(持ってました…)に
   書き込むようなもんだと………ちょっと違うか(汗)
   いやとにかく歌オタクだったんですね、定家くん…。


定家の筆跡は、こうしたかなり太くてむしろ男らしい文字で、
お父さんの俊成の方は美しく流麗な文字を書く。
定家は実は激情家で、宮中で他の貴族と乱闘してクビになり、
俊成パパが赦免嘆願書を提出したとか、
復帰しても反対勢力と激しく対立したとか、波瀾万丈の人生を送っている。
そうした性格に似合った、剛胆である意味天衣無縫な書だ。
確かに素人目にも、上手には見えない(笑)
細い太いが極端で、そもそも真っ直ぐに書いていない。
しかしこれが「定家流」として、小堀遠州あたりに愛好されたというのだから面白い。
むしろアートっぽくて味わいがあるからなんでしょうね。


しかしお習字ちゃんと続けていれば、ワタシもこんな字が書ける…
のはとうてい無理としても、ここに書かれてあることを読めるくらいは
できたかもしれない。
と、またしても自分がモッタイナイ人生を歩いてきていることを
しみじみと思うワタクシでございました。



我が家の常識 世間の非常識 - 2010.04.16 Fri

あなたのおうちには、独特の習慣・風習・約束事、ってありませんか?

我が家ではもっぱら言葉関係です。
いわゆる隠語。

お昼ご飯は「あひるごはん」。
カメラは「かめ」、枕カバーなどのカバー類は「かばさん」。
ベランダに糞爆撃を敢行する憎らしいハトは「くっくるー」。
シベリアン・ハスキーは「チョビ」(笑)



他には車関連が多いです。

我が家が乗っているシトロエンは、
ロゴマークのダブルシェブロンから「へへ」。
同じフランスのプジョーも、ロゴマークから「ライオンさん」。
ポルシェはその形から「カエルさん」。
BMWは「ブタ鼻」。
ベンツは「おベンツさま」。

今すぐ思い出せるのはこんなところですが、
他にもいっぱいあったりします。



もちろん言葉だけでなく、単純に家々の習慣の違いもたくさんありますよね。
実家では二日目の天ぷらにソースをかけていました。
これは大阪ではわりとポピュラーな食べ方なのですが。
ワタシは実はお醤油またはポン酢の方が好きです。
揚げたては塩がいちばん。

お風呂で使うウォッシュタオルとバスタオルは一人一枚です。
だから毎日は洗濯しません。
おうちによっては家族全員あるいは複数人数で一枚のバスタオルを使い、
毎日お洗濯する、というところもあるのだと、かなり大人になるまで知りませんでした。
夫の実家でまさにそれだったので、けっこう驚愕。

ある友人のおうち(ご実家)では、下着は基本的に
脱衣所に保管するそうです。
なので脱衣所には小さめの箪笥ないし引出が必須。
彼女、結婚した頃にマンションにそのスペースがないと憤っていたことがあって、
逆に驚いたことがありました。

別な友人のご実家では、来客用だけでなく家族の分も
お茶碗は必ず蓋付きをつかうのだそうです。
その話を初めてしたとき、お互いに「ええーーーっ」と驚き合いました。



でも同じ物体を前にして、どういうリアクションをとるかは
ひとによって違って当たり前。
いろいろなパターンがあって当然かもしれませんよね。



実は大いなる勘違い!? 我が家だけの常識ルール (escala cafe)


坊やだったからさぁ - 2010.04.14 Wed



行ってみたいとまではさすがに思わなくなったんだけどね。


ガンダムカフェ


"ジャブローコーヒー"はちょっと飲んでみたいような(笑)



聖骸布 - 2010.04.13 Tue

聖骸布というものをご存知だろうか。
イエス・キリストが亡くなった時に、その遺体をくるんだという麻布である。
その表面には、遺体の形と顔――いわゆるデスマスクが
何らかの原因で転写されているのだ。
高校生の時に宗教の授業で初めてスライド写真を見たときに
そのあまりの生々しさに驚いた記憶がある。
えー画像をご覧になりたい方は、聖骸布(ガエタノ・コンプリ神父によるページ)
に詳細な検証と歴史とともに記載されているのでご一読ください。



――果たしてこれは本物かどうか?
コンプリ神父のページに詳細な経緯が書かれているように、
長年議論の的であるが、未だに解決されてはいない。

誤解されがちなのは、これが「本当にイエスをくるんだ布であるか」
という聖骸布の真偽の問題が、
イエス・キリストという人物は実在したのか、
という論議にすり替わってしまうことが多いということだ。

単純にこれが同時代ないし中世の人物の埋葬布として使用された可能性も
もちろん否定できない。
しかしこの布に転写された顔が、イエス・キリストのイメージとして、
中世以降に残されたあらゆる地域のキリスト教美術で描かれているのは
紛うかたなき事実である。

――その布がありがたいものであるかどうかは、
長年カトリック校に通っていたとはいえ、
キリスト教徒ではないワタシには、いまひとつ理解も判断もつかないが。



その聖骸布、かつては複数枚存在していたそうな。
…このあたりが信憑性を疑わせる大きな原因のひとつでもある(笑)
ともあれ、それらも長い年月の間に失われ、現在残っているのが
トリノの聖骸布と呼ばれる、イタリア・トリノ大聖堂に保管されている一枚だ。

先頃それが10年ぶりにトリノ大聖堂で公開された。

キリストの遺体包んだとされる布を公開、トリノの大聖堂(CNN)

…ちょっと見てみたいなというのは、
まったく信仰心からではなく、単なる好奇心だったりする



うぐ… - 2010.04.12 Mon

花粉症のせいなのか、単なる風邪か、
体調崩してしまいました。
むー。
だるくてやっとられん……。

これで食欲が失せてくれるなら万々歳ですが、
吐き気はあるのに食欲失せません。
どないなっとんねーーーーーんっっ( ̄▽ ̄;

微熱あり、血圧いつもよりはやや高め、血糖値フツー。
これは如何なる仕儀にて御座候や。

こういう時は気分出して頭に紫の帯かなんか巻いちゃって

奥方様は
気鬱のおん病です


とか、
三つ編みして高原のサナトリウム少女を気取って

舞い散る枯れ葉を
見つめて涙


してみたりしたいのに、
それをウケてくれる夫は出張でいないし、
秋じゃなくて春だし、雨降ってるし、
要するに


つまんないんだよぅぅ~
\(`O´θ/☆



と暴れてベッドでのたうちまわっていたら、
夫からメールが来て
「おとなしく寝てなさい」と言われました……orz


ARROW TREE FESTA - 2010.04.09 Fri

100409-1.jpg
先日のお花見の帰りに、
ARROW TREE FESTAに行ってみた。
いつも前を通るたびに行きたいといいつつ、
タイミングを逸してなかなか行けないでいたのだ。



100409-2.jpg市場の八百屋であるやまに青果が三代目になって、
808Kitchenと名称を変えて経営するスイーツカフェである。
野菜レストラン併設のの808Kitchen同様、
阪神地区で展開している。
最近になって東京にも店舗が出来たらしいので、
ご興味おありの方はどうぞいらしてみてください。



100409-3.jpg


店内は花見から流れてきた客で混んでいて、窓際のカウンター席に座る。
時間つぶしに置かれているウォーリー本がナイス(笑)



100409-5.jpg紅茶はムレスナ・ティーハウス本店との
コラボのフルーツティ。
うーん、ジモティ(笑)
ちなみに大阪府枚方市にも京都にも店舗があるが、
どういうわけかお互いリンクしていない。
謎だ…。




100409-4.jpg


そしてこれがアローツリーの春の定番、あまおうタルト。
別店舗で一度買って帰ったことがある。
お店で食べると果物ととっても美味しいバニラアイスで
ドレッセしてくれるんだ~♪嬉しい(* ̄∇ ̄*)



以前ご紹介した淡路島バーガーも、このアローツリーを展開する808Kitchenも、
西宮青果市場に今もある。
普段は裏寂れた、今にも倒壊しそうな古い市場なのだが、
この二店舗のみならず、おいしい野菜や果物を発信する気概に溢れている。

こういうお店がどんどん増えると嬉しい、と思う。
願わくば、もっと野菜の食べ方を教えてくれる教室や
ネットでの紹介をやってくださるとありがたいな、と
最近妙に野菜料理が増えたワタクシは思うのである。



I can hear you パート3 - 2010.04.08 Thu

…いや、だから耳に入って来ちゃうんだってば(汗)



そう、またしてもスタバにて。
でも今度はお隣とかじゃなくて、少し離れた席に、中年男女二人組。

髪を綺麗に染めた奥さんと思しき女性。
普段着になにを着ればいいのかわからない、
日曜日のお父さんふうな男性。
どうやらご夫婦らしいのだが、このお二人が話している内容は
――別れ話。



妻が夫を責めている。


「もうちょっといろいろ考えたらどう?
 家を買うから待ってくれ、って、そのあと2年間何した?
 何であんなのに騙されたの?」


…旦那さん、投資目的のマンションで失敗したらしい。
でもどうやらそれだけじゃないようで。


「わかっててやったんだよね?
 バレたらどうなるか、ってわかった上で実行したんだよね?
 あなたの論理的思考とやらで」


………ん?な、なにやったの??( ̄▽ ̄;


「冷却期間、三ヶ月もおいても、その間何も考えてない。
 それはあなたの選択だよね?」


…どうやら旦那さん、浮気したらしい(^^;
おまけに。
 

「私が流産した時、大荷物抱えて一人で退院してきても、
 電話ひとつ寄越すでなし」


…うんうん、そういう男いるね…って、
うひいぃぃ~これはホントに修羅場だーー( ̄皿 ̄;



そしてふと気づけば、店内温度は一気に氷点下↓↓↓
他のお客も、聞いてないフリしてしっかり聞いている。
――そりゃあ辺り構わず大きな声で話してりゃ、
イヤでも耳に入ってくるよね…。
でもどっちかっていうとこれは…聞きたくないというか怖いというか…(T▽T)

その間、旦那さんの方はぼそぼそと言い返す程度で、
反論らしい反論もせず。
…まあそりゃね、これだけ聞いただけでも、
彼に同情の余地なしとわかるんだけど。
それにこういうときの奥さんには、口答えしないに限る。

でも、嘘でもいいから謝るそぶりくらいは見せないと
あとあと大変だと思うんだけど。
実際奥さんは「これだけ言われて何の反論も言い訳すらないわけ?」と
呆れ混じりにさらに畳みかけてたからね~(^^;



…いやいや、ほんとうにスタバにはドラマがある。
なんでマクドナルドやドトールではないのか、そこんとこが謎。



フランスフェア2010 - 2010.04.07 Wed

…と、車内吊広告で見つけて、速攻夫にメール。


「週末、梅田阪急へごー」


こうなることがわかっていたから、あえて妻に知らせなかったのにぃ~、
という夫の舌打ちが聞こえるようだった。



100407-2.jpg


しかしまずアンティーク店のブースに張り付いたのは彼だった。
ピンズ専門店ピンズマルシェのアンティーク・ピンたち。
Citroen XMとダブル・シェブロンは夫の、道路標示はワタシのである。



100407-1.jpg


Olives de Lucのガーリック漬けオリーヴと、茸のオリーヴオイル漬け。
チーズ王国のエポワス1/2とボーフォール・アルパージュ!!!
大きなサイズのものを切り分けたために
どろ~んと流れ出すほど熟成が進んでいるエポワスもすごいが、
ボーフォールのアルパージュなんて、そうそう手に入るもんじゃない。
試食させてもらったが、鼻に抜ける花のような香りが最高で、即買い決定。
夫号泣。

さすがに今回はメゾン・デュ・ショコラとかセバスチャン・ブイエはチラ見しただけ。
マルセイユのパン屋さんというLe Pain des Moissonsにはちょっとだけ心惹かれたけど、
長蛇の列だったので諦めた(TT)

しかしこんなことなら昨日のワイン、置いておくんだったなぁ…
と後悔しても後の祭り。



…まーそんな感じで相変わらず食べてばかりの夫婦です。
あかんやん。


運試し。 - 2010.04.06 Tue

100406-2.jpg地元デパートで、ワインの覆面売り…っていうのか、
福袋的な販売をやっていた。
普通、こういうのを買うのは我が家の主義
(そんなご大層なもんか…?)に反するので
手を出さない決まりなのだが。
販売がエノテカ、となると、最低限レベルは保障されるな、
とか夫が言い出したので一袋購入。
あとで責められるのもイヤなので、
夫に選ばせたあたりが我ながら(笑)




100406-1.jpg


内容はこの通り。
確率的には1等が1/50、2等が2/50、3等が5/50、4等が7/50、5等が35/50。
まあ当たりと言える3等までの確率は、8/50なワケだ。

とはいえ、我が家としては
4等モンテス・リミテッドでも5等ブルゴーニュでもそれなりに価値がある、
3等ヴィントナーズ・リザーヴならわりとラッキー♪、
2等ジュヴレ・シャンベルタン当たったらちょーラッキー♪と思っていた。
…ちなみに1等シャンベルタンは端からアテにしていない(T▽T)



100406-3.jpg

さてさて中身はなんじゃろな。
恐る恐る開けてみると……





100406-4.jpg


…「わりとラッキー♪」。
期待していなかっただけに、ワタシより夫の方が驚いていた。
ケンダル・ジャクソンのヴィントナーズ・リザーヴ2007。



Kendall Jacksonはサンフランシスコからおよそ100km、
カリフォルニアワインのメッカ、ナパバレーの北西にある
フルトンの村にあるワイナリーらしい。


大きな地図で見る

お味も申し分ない。
カリフォルニアものはそれほどたくさん飲んでいないが、
かなり美味しいよこれ。

フランスものでも、太陽たっぷり浴びた
Languedoc、Roussllion、Sud-Ouest、といった南のワインが
一番好きな我が家。
どうやらカリフォルニアも今後はターゲットになりそうでござる…。



爛漫の嵐 - 2010.04.05 Mon

100405-1.jpg
この冬はほとんど雪が降らなかった阪神地区。
なのに春だというのに今更降っちゃって、
暖かい日と寒い日が二日おきにやってくる今日この頃。
それでも春の足音は、着実に近づいてきていたのだ。



…なーんちゃって、ちょっとばかし詩人なキモチになるのも春だから。
古来、日本人は春が大好き。
万葉集も古今和歌集も新古今和歌集も、春や桜の歌でいっぱいです。


     散りぬれば  恋ふれどしるし  なきものを  今日こそ桜  折らば折りてめ
                   (古今和歌集 巻一 64 詠み人知らず)


――そう、散る前に早く桜の香りをいっぱい浴びなくちゃ。
ワタシはさくらなんですから。うん、やっぱし。
一年分のエネルギーを今賄うのですっ!



100405-2.jpg


で、例年通り、リハビリの帰りにホカ弁買って夫とお花見。
ご近所の川ではもうすっかり開いてこの通りでした。


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上は大島桜かな~?よくわかりません。
下は西宮権現平桜。白くて大輪の、リンゴの花みたいな桜。



100405-5a.gif


この辺りの鉄的名所の鉄橋。
通り過ぎる阪急電車がなんともフォトジェニック。
デジイチ持って待ちかまえているオジサンたち多し。
――うちの夫もそれだ(-_-;)



100405-6.jpg

 
関西学院大学正門を臨む。
奥手にちらりと見える時計塔はヴォーリズの設計。
某ネオロマンスゲームに登場する、
ある高校のモデルになったと思しき正面ショットは
いつも実に美しいけど、桜の時期はまたムードが違う。



あぁ日本人でよかったなぁ…。
春になるといつもしみじみ思います。


おねえさまが見てる - 2010.04.04 Sun

iconyumi25.jpg 「おっ、おねえさま、お聞きになりました?!」
iconsachiko25.jpg 「まあ祐巳、なにをそんなに慌てているの?はしたなくてよ」
iconyumi25.jpg 「そんな悠長に構えてらっしゃる場合じゃありません!
    大変なんですから!」
iconsachiko25.jpg 「それでもロサ・キネンシス・アン・ブウトン・プティ・スールともあろうものが
    そんなに制服のスカートの裾を翻すものではないわ」
iconyumi25.jpg 「…おねえさま、その呼称、説明しないとみなさまにはわかりません」
iconsachiko25.jpg 「あら…そうなの?では説明してもよくってよ。
    わたくしたちのリリアン女学園では、生徒会に相当する組織は
    山百合会と言いますの。
    そして、会長が三名、そのメンバーが
     紅薔薇さま(Rosa chinensis ロサ・キネンシス)
     黄薔薇さま(Rosa foetida ロサ・フェティダ)
     白薔薇さま(Rosa gigantea ロサ・ギガンティア) 
     と呼ばれております」
iconyumi25.jpg 「同時にリリアン女学園では、学園生活を規律正しく送るように
    上級生が下級生を個人的に指導するシステムがあるんです。
    それが姉と妹(スール)の関係で、薔薇さま方にもそれぞれ妹がいるんです」
iconsachiko25.jpg 「紅薔薇さまには
    紅薔薇のつぼみ(Rosa chinensis en bouton
               ロサ・キネンシス・アン・ブウトン)
 

iconyumi25.jpg 「黄薔薇さまには
    黄薔薇のつぼみ(Rosa foetida en bouton
               ロサ・フェティダ・アン・ブウトン)
 
 」
iconsachiko25.jpg 「白薔薇さまには
    白薔薇のつぼみ(Rosa gigantea en bouton
               ロサ・ギガンティア・アン・ブウトン)

iconyumi25.jpg 「そしてさらにその妹たちは、
    紅薔薇のつぼみの妹(Rosa chinensis en bouton petite soeur
            ロサ・キネンシス・アン・ブウトン・プティ・スール)

    というふうに、呼ばれてるんです」
iconsachiko25.jpg 「つまり原作開始当初、祐巳は紅薔薇のつぼみの妹で、
    わたくしのおねえさまである紅薔薇さまからみると、孫ということになるのよね」
iconyumi25.jpg 「そして祥子おねえさまは紅薔薇のつぼみで、
    紅薔薇さまこと蓉子さまの妹、でらっしゃるんです」
iconsachiko25.jpg 「姉妹(スール)制度自体は山百合会だけではなくて、
    一般生徒の間でも結ばれる、生徒同士の自発的な関係で、
    学校側は公式には関知していないのよ」
iconyumi25.jpg 「でも先生方も生徒たちの姉妹関係はしっかり把握されるんですよ!
    卒業生でいらっしゃる先生も多いみたいですし!」
iconsachiko25.jpg 「…祐巳。あなたちょっと落ち着きがなさすぎるわ。
    そんなことでは姉であるわたくしの指導力不足と言われてしまうじゃないの」
iconyumi25.jpg 「…はっ。そ、それはいいんですおねえさま!今回の問題は違うところにあります」
iconsachiko25.jpg 「まあ、さっきからいったいどうしたというの?」
iconyumi25.jpg 「驚かないでくださいね…。
    なんとなんと、マリみて実写化ですって!」
iconsachiko25.jpg 「……………」
iconyumi25.jpg 「…お……おねえさま……?」
iconsachiko25.jpg 「……………」
iconyumi25.jpg 「おねえさまっっ!! 祥子おねえさまっ、どうなさったんですか?」
iconsachiko25.jpg 「…ひどいわ祐巳……。わたくしをこれ以上働かせるつもりなの……」
iconyumi25.jpg 「い、いや…働くの、おねえさまじゃなくて女優さんですけど…」


                        (アイコン借用:眠りの園 さま)




※うっかり学園名を間違っていることに気づきました(恥)
 訂正しておきました~(^^;


キティつながり。 - 2010.04.03 Sat

ユーポス、という中古車販売会社をご存知だろうか。
以前も雑記でご紹介したことがあったと思うが、
インパクトのあるCMで、関西では名が売れている(笑)
今のCMはこれだ。
…くー、ブログパーツで動画が組み込めるといいのにぃ~。



で、幹線道路を走っていると、けっこう見かけるのがこのユーポス。
先日国道171号線で信号が赤になり、ちょうど停車したところに伊丹店。



100403.jpg



わははははははははははは。
お、思い出しちゃったよヘッドバンギングなキティ。



そんなわけで、昨日の爪切りから連続キティネタでした。


ながもち。 - 2010.04.02 Fri

えーと普段のワタシなら、「ながもち」とか口走ると
荷物を入れる塗りとかの「長持」のことで間違いないんですけど。

――今回は、違います。



100402.jpg



この爪切り、30年以上前に母からもらったものだ。

家に友人たちが来て、ワタシのお誕生会をやった時のこと。
だらだら喋るか、トランプをするくらいしか脳がなかった子供たちを見かねてか、
母がサプライズでとあるゲームを準備してくれていた。

蓋付きの箱の中に品物の名前を書いた紙を予め入れておき、穴から手を入れて、
手探りで紙を取り出して、当たったものをもらえる、という単純なもの。
ゲームとしては大して面白くはないんですけど(笑)、
モノをもらえるところが、少女たちにはウケたわけ。

で、お誕生会の主役だったワタシがもらったのが、この爪切りだったのである。

当時は最初のサンリオブームがまだ続いていて、
ワタシはキティちゃんよりキキララとかマイメロディの方が好きだったんだけど
誰に当たるかわからないからとりあえず一番人気の
キティちゃんにしたのよ、と後で母が言っていた。

しかし調べてみると、サンリオが発売した公式の商品リストには
この爪切りが入っていない。
似たものはあるのだが、まったく同じモノが見あたらなくて、
いろいろ検索してみたら、この方も同じモノをお持ちだった

なるほど、製造情報ね。ちょっとチェックしてみるか。
それによると、ワタシのはもう、切った爪の受け部分
(土台のほうに下カバーがついていた)が欠落してしまっているが、
彼女のものにはまだついていて、そこに1976年、と
コピーライトが記載されているそうな。

他になんか書いてないかな~~と、開いてみると。


100402-2.jpg


おお。
土台の金属部分に「kaicut」の文字が。
これは貝印製品にかつて付けられていた古いロゴらしい。

さらに調べてみると、現在貝印ではカイタッチ・プロジェクトなる
キャンペーンが展開されていて、こんな商品使ってます、とブログに書くと
担当社員さんが見にいらっしゃるらしい(笑)
んではアタクシもテンプレ貼っておこう♪( ̄∇ ̄)



-------------キリトリ線-------------

カイタッチ・プロジェクト!
#002 あなたのお宅にも貝印製品
-----------------------------------

1976年頃のキティちゃん爪切り。
これはライセンス商品でしょうか?
担当者様、教えてプリーズ。

-------------キリトリ線-------------





未だに現役で、化粧ポーチに必ず入っている。
コドモの頃からの大事なオトモダチ。
そんなに大切に保管していたワケじゃなく、
けっこういい加減にポーチに放り込んだままだけど、
しょっちゅう爪が割れたり、甘皮がささくれたりするワタシには、
ないと困るものの筆頭。

――でも、ワタシだけのものにしたいから、
お墓に一緒に入れてもらうものリストに、書き加えておこうと思う。



I can hear you パート2 - 2010.04.01 Thu

ある日、大阪市内のスターバックスコーヒーで
ボケッとコーヒーを飲んでいたら、隣に座った20代くらいのカップルの会話が
聞くともなしに耳に飛び込んできた。

え?こないだもそんなこと言ってたって?
――いつもスタバで聞き耳立ててるわけじゃありませんってば( ̄▽ ̄;

で、くだんの彼氏と彼女がどんな会話をしていたかというと。
どうも彼ら、初デートらしいんですね。
いや、お付き合いすると決めて初めての、っていうよりも、
ちょっと気になる相手とデーとしてみた、って感じの。

彼氏はイマドキの子で、フェイクファーフードのブルゾンと
ブルージーンズにチェーンぶら下げて、
長い前髪もジェルワックスでふんわりさせてみました、みたいな感じ。

ところがワタシからちょうど顔が見える彼女は、イマドキちょっと珍しいかも、な


全身これブラック。


いや、ほら、黒もいろいろあって、微妙な濃淡で着こなすのはアリでしょ。
でもその彼女、どう見ても葬式帰りじゃないんですか、みたいな真っ黒。
ワタシの若い頃には"カラス族"なんちゃって、
Y'sやコムサ(昔のね)で身を固めた子はそんな風に呼ばれてたんですが。
そこまでずるずる長いものを着ているわけでも、
アンニュイな雰囲気を醸しているわけでもなく、ただただふつーに真っ黒。
化粧っ気はあまりなし。

その彼女曰く
「安い服とかで可愛いのが上手に探せなくて、
 いつもブランドモノとかになっちゃうの」

…はぁそうですか。
じゃあ黒以外着ればいいのに。
と、オバサンが端でこっそりツッコミを入れていたら、
彼氏の方も同じように思ったらしく
「色のやつとか、着ないの?」と訊いている。
オバサンみたく意地悪なココロではなく、
表面上は実ににこやかに、礼儀正しく。

するとくだんの彼女、
「色のとか、嫌い!なんか浮いてる感じするもん!」

…はぁそうですか。
まぁ確かに、ハデな服って、ヘタすると悪目立ちするもんね。
と、隣のテーブルで真緑のアンサンブルを纏ったオバサンは思った。
ごめんね、ハデでね(TT)



それからしばらくワタシは文庫本に没頭していたのだが、
またしても聞くともなしに耳に入ってきた会話の続き。
いつの間にか話題はアニメになっていたようだ。

彼「俺、あのキャラの声好きなんだよねー」
彼女「あ大塚明夫さん!あたしも好き~♪」
彼「ああ、そういう名前のヒトだった。よく知ってるねぇ。
  好きな声優とかいる?」

彼女「 櫻井さん!!!!」 ←即答
彼「さ、櫻井さん…?」
彼女「櫻井孝宏さんだよ。知らない?××とかの声やってるヒト」
彼「あ、俺そのアニメ観てた!えーとあの場面で…」
彼女「あとね、オッキー!!!」 ←聞いてない
彼「お…オッキー…?ってダレ…?」
彼女「置鮎龍太郎さんだよ!すごい良い声だよねーーーーー!!」
彼「…へ、へえ……」


オバサンは彼女の肩を押さえて、懇々と諭したくなった。

せめて五回目のデートくらい
までは隠しておけ。


その後もひとくさり熱く声優について語った彼女、
「でもあたし、あんまり声優萌えとかないねん」
…いやそれもう、手遅れだから。



またしばらくワタクシが文庫本に熱中している間に
(断じて腐本じゃないからね!)、
話題はまたしても転換を迎えていたらしい。
聞くともなしに以下同文。

彼女「あたし信州と新潟は行ってきた!」
彼「あ、俺、上田城行ったよ」
彼女「いいな~~…。あ、でも仙台は行ってきたよ!!!」

…どうも彼女、歴女でもあるらしい。

しかしその後、蕩々と戦国武将の話、
しかもどっちかってぇと史実じゃなくて戦国BASARA方面を始めた彼女に、
オバサンは両肩を押さえて、懇々と諭したくなった。

せめて五回目のデートくらいまで



……以下同文。



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