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topimage

2010-10

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24e FBM その2 - 2010.10.31 Sun

さていよいよFBMメインのテント村へ突撃の朝。
5時に起きて、前日に軽井沢のブランジェ浅野屋で買った
パンと、持参のスターバックスVIAで朝ごはんを済ませ、
荷造りをして、6時過ぎに車を始動させた。

101031-1.jpg
オフィシャルホテル以外に投宿したので、
メイングラウンドには駐車できない。
我々が車を駐めたのはハイランドホテルの駐車場。
ここはアスファルトが敷いてあるので、むしろありがたい。


101031-2.jpg
昨日は水たまりだらけだったメイングラウンドも、
台風が去り、一晩経ってやや乾いてはきている。
でもこの霧…。そして断続的に降る霧雨。
こんなに降っていたら、さすがに店は開けない…(-_-;)



101031-4.jpg

時間が経つにつれ、どんどん参加車がやってくる。
ワタシは機能には興味はないので、見た目重視で写真を撮る(笑)
さすがフランス車、デザイン的に面白いものが多いのです。

左上:Citroen 2CV、通称アヒルさんたち。
   うちのC6ちゃんも、上の駐車場にちょっぴり見える。
右上:Citroen DS。クラシックエレガンスの極致。
左下:Renault 4。色合いが実にヨーロッパ的に微妙。
右下:Citroen CX。翡翠色がとってもきれい。


101031-5.jpg

左上:Citroen DS3。
   わんこの飼い主と一緒になって撮った。
右上:Citroen C3。いやもう、なんですかこの美しいモーヴ。
左下:Renault Sport Clio。
   日本ではClioの名称が使えないので、Luteciaとして売られている。
右下:Peugeot 206。これも綺麗な翡翠色。



101031-6.jpgなぜかデロリアンが(笑)
そう、『Back to the Future』で時空移動していた
あの車である。5、6台固まっての参加。
アメ車なのになんでここにいるの、と夫に訊いたら、
エンジンがPeugeot(Citroen)、Renault、Volvoの
共同開発だからなんだそうだ(^^;



101031-3.jpg

ワタシにとってもうひとつの楽しみは、テント村で売られている各種飲食物。
美味しいのよこれが。
左上:すじこん。牛スジと蒟蒻を甘辛く煮付けたもの。
   一味振って食べると美味しいの♪
右上:恒例豚汁。いつも同じ業者さんが売っている。
左下:Dominique Doucetの店の激うまクロックムッシュ。去年食べてから大ファン。
   お土産にカヌレ・ド・ボルドーも買った。
   帰ってきてから食べたけど、もっちもちで美味しかった♪
右下:ひとり雨の中で店番していたワタシに、
   夫が買ってきてくれた、おぎのやの峠の釜めし。
   いやーんこれがホンモノの峠の釜めしなのねぇぇえ!(* ̄∇ ̄*)
   妻大喜び。


101031-7.jpg
雨も小降りになってきたからと、ようやく店を出したのは
10時半くらいだっただろうか。
雨のせいでFBM全体の客足も悪いのだが、
表通りに近い場所にスペースを確保できたにも関わらず、
わざわざ見に入ってきてくれる人は少ない。


商品の性格上、女性客や家族連れでやってきた小学生くらいの女の子が
メインターゲットだった。
――それなのに。

やってきたのは、どこからどう見てもFBM参加者ではない、
近所の農家のおっちゃん風なひとだった。
「いくら?」
えと、800円ですけど500円にさせてもらいます…。
「たっかいなぁ」
いやーこれ以上安くすると、原価割れしちゃうんで。
「…そうか~。そしたらいっこちょうだい。
 わし、クマ好きなんよ」

そ、そうですか!( ̄▽ ̄;お買い上げありがとうございますぅ~~~。
そんなわけで最初に買ってくれたのは
このおっちゃんだったのだ。
ありがとうおっちゃん。また来年も来てね。

しかしそれからも断続的な小雨は続き、
やがてかなり降り出したのをしおに、撤収する決心をした。
…結局売れたのはクマいっこだけ(TT)

101031-8.jpg
メイン会場もこの通り。
一応びっしりと車だけは入っている。
今回、いまひとつ参加車は少なかったようだが、
例年だと3000台かそこらは軽く集まるそうだ。




101031-9.jpgしばらく夫のお仲間の方たちとお喋りしたりしていたが、
雨もひどいし、寒いし、そろそろ出ようか、
となったのが14時頃。
ふたたび大門街道を北へ上って、東御市の
ヴィラ・デストにやってきた。
今年も来ましたよ~玉村さん。



101031-10.jpg 101031-11.jpg
ヴィラ・デストの秋の花といえば、
この庭入口にあるセージとサルビア。
今年も綺麗に咲いていました。



101031-13.jpgカフェでお茶しようとランチタイムの終わった
テラス席へ。二つ向こうの席には玉さんが(笑)
お仲間と昨今の出版事情について熱く語っておられたが、
カフェを出る客にはニコヤカに挨拶してくださる。
ホスピタリティをきちんと心得た方だなぁと
毎度感心させられます。


その後、もちろん今年もショップでお買い物ですわよ♪
今年はしっかり欠番の絵はがきをチェックしてきたので(爆)、
買い損ねたものと新作をしっかりゲット。
それと、カフェでも使われているディナー皿を二枚買って、
ワタクシご満悦、夫溜息。

101031-12.jpg外テラスには、こんなバーカウンターができていた。

駐車場へ戻って車に乗り込もうとしたら、
奥の方にある玉村家の前に、夫人のサエコさんが。
遠目すぎてご挨拶がどうこういうシチュエイションじゃ
なかったんだけど、
お元気そうな姿を拝見できて嬉しかったりする。




恒例のヴィラ・デスト訪問は短かったけど、そろそろ帰りましょうか。
農園を出たのは16時過ぎ。そろそろ日没も近い。
途中、ヴィラ・デスト近くにあるスーパーツルヤ
去年買い損ねたカリフラワー・ロマネスクを探したが、
あれは夏場だけのものらしい(-_-;)
しかし他のお野菜も安いので、大根だのブロッコリーだの
つい買ってしまった(⌒∇⌒;

17時ごろには上田菅平ICから上信越道に乗ったが、
更埴JCT→岡谷JCTと来て、恵那ICから土岐ICあたりまでが
交通集中による自然渋滞が発生しているとのこと。
おまけに雨足もひどく強くて、緊張しまくって運転していた夫は
ぐったり疲れていたので、
19時に手前の恵那山SAで夕食を兼ねて渋滞解消待ちをすることにした。

30分くらい寝て、幾分すっきりした夫だったが、
20時半過ぎに恵那山SAを出て小牧JCTを過ぎ、
名神道に入ってからまたも強い雨に遭い、
ふたたび疲労と眠気に襲われて、草津SAで二度目の休憩。
ほんと、大雨の中をハンドルを取られないように、
周りに気を配って運転するのは疲れるのだ。
おかげでワタシも激しい眠気と戦いながらも、
スリップの恐怖や夫への心配で、ほとんど眠り込まずに
24時過ぎに家に辿り着くまで保った……(=_=)



【今回の走行結果】
総走行距離:1139km
燃費:11.3km/l
平均時速:69km/h

…飛ばしてますね、じいやさん。



(了)



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24e FBM その1 - 2010.10.30 Sat

今年もFrench Blue Meetingに参戦。
台風14号に追いたてられながらの信州行きでした。

101030-1.jpg
朝4時起きの5時出発。
わりと気温は高くて15℃。
初日の土曜日は軽井沢で遊んでから
蓼科へ入るので、名神道吹田ICから
上信越道の碓井軽井沢ICを目指す。


101030-2.jpg
途中、多賀SAのスタバであさごはん。
初めてソーセージオムレツマフィンを食べてみたんだが、
なんとな~く微妙なお味…。


せっかくの紅葉シーズン、美しい景色を激写!とばかり
いつものように車で眠り込むこともせず、目を爛々と輝かせて
シャッターチャンスを狙おうとしていたのに、
じとじとじとじと雨が降り続いて、山間部は霧やら雲やらで真っ白。
ワタシの睡眠不足をどうしてくれるーーー!と叫びながら、
小牧JCT→岡谷JCT→更埴JCTときて、気がついたら碓氷軽井沢IC。
11時45分には旧軽銀座近くのコインパーキングにIN。


101030-3.jpg 101030-4.jpg

幸い気温はそんなに低くない。
雨の旧軽におなかすいたー!と雄叫びを上げつつ出ていく。
いろいろ調べては行ったが、雨にへこたれて手近な
腸詰屋メッセでセルフサービスのランチをいただくことに。
チェーン店だが、旨いのよここ。
番号札を渡されてカウンターに取りに行くと、
紙皿(!)に焼いたソーセージやハム、ザウワークラウト、サラダなどを盛ってある。
パンかライスが選べるが、二人ともなぜかご飯(笑)

隣のテーブルでは、社内旅行と思しきオジサンたちが
レーマーグラス(こういうヤツね)で小瓶のワインをやっている。
「あーワイン飲みたい…」
「ビールでもいいな~」



101030-5.jpg
食事を終えて外に出た。
さすがにこの天気、嘘のように人出は少ない。
のんびりできるといえばそうなのだが、なにしろこの雨。
万平通りのお散歩も楽しみだったのにー(>_<)


101030-6.jpg 
悔しがりつつも、ブランジェ浅野屋で明日の朝ごはん用に
パン・オ・ショコラとショソン・オ・ポンムと栗のカンパーニュを買う。
(当初、うっかりカヌレのことまで書いていたが、
実はカヌレはドミニク・ドゥーセのだった(^^;)


101030-7.jpg浅野屋の向いにある土屋写真店は、今や街の写真屋として
よりも写真展示館としての方が有名かも。
軽井沢での皇室の方々の写真以外にも、あの鳩山別荘での
鳩山一郎や石橋湛山、吉田茂などの会談の様子や、
徳川慶喜家や前田侯爵家の古い家族写真も飾られていて、
実に興味深かった。


101030-15.jpg

…ミーハーさくらちゃん、ついこんなものを買ってしまった…。
いや~ほんとこの頃の美智子様、ちょーお綺麗。
溌剌とした知的な美貌、なんてものを体現なさる方が
いらっしゃるのねぇ…。
しかし土屋写真館、商魂たくましい。
それにまんまと乗せられてしまうワタシもワタシだが(-_-;)


101030-8.jpg 101030-9.jpg 101030-10.jpg

本当なら森林浴を兼ねて、万平通りの木立の中をてれてれ歩いて
万平ホテルに行くはずだったのに、雨なので温和しく車で向かう。
雨に濡れた紅葉に囲まれた休館も風情があっていいが、
冷えるわ濡れるわで、とっととティールームへ。
ブルーベリータルトは、フレッシュな果汁がうまうまだが、
セットの紅茶は出がらしっぽくて最悪(TT)


101030-11.jpg 101030-12.jpg 101030-13.jpg

雨の軽井沢を後にして、明日の会場となる車山高原へ。
大門街道の行く手に見える車山というか霧ヶ峰は
山裾が霧というより雲に覆われている。
高原へ登る道は、ご覧の通りの濃い霧。
なのにどうしてみなさん、ハイビームで走るの!( ̄▽ ̄;
反射して白飛びしちゃって、余計に視界が悪いでしょ…。

前乗りされているオフィシャルペンション宿泊組のみなさんに
夫がご挨拶している間に、ワタシは会場の下見。
このグラウンドがびっしりとフランス車で埋まるわけだが、
いまはがらーんとしている。
しかしこれだけ水たまりができていたら、明日は大変だろうなぁ…。

高原内のオフィシャルホテルやペンションに投宿なさる方も多いが、
我が家は少し離れた蓼科の常宿ヴィラB&Bへ。
いや単に安いから(・_・)
そしてバラクラ・イングリッシュ・ガーデンと同じ敷地に建っているので、
パーシャルバラクラ畑借景で(笑)
ほぼ寝るだけで過不足ないこの宿が、我が家のお気に入りなのです。
毎年行くもんだから、顔も名前も憶えられちゃってるし
いろいろ便利でラクちんなの(^^;


101030-14.jpg

夕食もいつもの通り、お向かいのイタリアン、IL POLTOへ。
歩いて来られるのでお酒も飲めるし、
お味は実に美味しいし、言うことないですのお店。
特にここは野菜が旨いのだが、ほとんど自家農園で栽培しているらしい。
本日はシェフのおまかせコース。

左上:アンティパスト・ミスト。
   左上から、根菜のインボルチーニ、スモークサーモン、
   トマトとモッツァレラのカプレーゼ、サンマのエスカベッシュ
右上:キノコと牛タンのアーリオオーリオ
左下:信州サーモンのソテー
右下:エスプレッソのブリュレとプラムのジェラート

ワインは昨年と同じ、Verdicchio dei castelli jesi DOC Classicoの2009。
金色が美しい、コクのある白ワインだ。
うん、多分これ、ベストフェヴァリットの
シャトー・モンテュス・パシュランセックの次くらいに好きだ。
ワインってなんか相性ありませんか?
これはワタシと相性がよい(笑)酔わないもん。

…酔いはしないんだが、寝不足と身体の冷えと温かいものと冷たい白ワインが
身体の中で暴れ回った挙げ句、
口の中を噛み切ってしまい、口内血まみれ(TT)
血の味に酔って(おぃ)、夫に断って中座しトイレに走る。
うがいしてから恐る恐る噛んだ部分を舌でまさぐったら
まぁ大変なことになってました(T▽T)
せっかくの美味しいブリュレが血フレイバー……。



気を取り直して宿に戻って、お風呂に入って寝たのは11時半。
明日は早起きして会場へ乗り込みです。



                                          (続く)

褒められて伸びる子? - 2010.10.29 Fri

オトメスゴレンのコラムって、
いったい誰が、どこから意見拾って書いてるんだろう…
と、思うことが多々あるんですが。
今回もネタにいただきます。

理系男子がメロメロになる褒め言葉9パターン(オトメスゴレン)


1.「○○くんの説明ってわかりやすい!」
  うん…いや、理系男子のすべてが説明上手かというと、無論そうではなく…。
  少なくとも夫は、なぜこれで下弟のカテキョをできたのか、
  20年来不思議に思えるほど説明ベタ。
  理系男子の母語は数学、基本項目は既に習得していることが前提
  であるとして説明をするのが常なので、一般人には理解しがたい部分が多い。
  「それはあなたの頭が一般人以下だから」
  ……くそ。

2.「そんな話、はじめて聞いた」
  一般人以下の頭の持ち主がいかに「初めて聞いた」攻撃を繰り出そうが、
  彼らにはぬるい笑いで応えられるだけのこと。
  趣味のことならいざしらず、彼らのおシゴトについては訊いても
  説明を面倒くさがられるか、悪くするとバカにされるだけ~、
  というのがワタシの経験則です(TT)

3.「いろんなこと知ってるんだね」
  これはね、嬉しいらしい(笑)
  彼らのプライドをくすぐり、優越感を満足させるとともに、
  努力を認められるから、だそうです。
  一般人からは「一生懸命勉強した」ように見えなくても、
  彼らは彼らなりに努力しているのです。

4.「どうしてそんなに頭の回転が速いの?」
  これは多分「訓練の賜物」とか「持って生まれたものだから考えたことない」
  とか、どちらかの答えが返ってくると思いますw

5.「デジタル系はやっぱり○○くんが頼り!」
  これは嬉しい反面、なんでもかんでも頼られる気配が濃厚にするらしく、
  警戒されちゃうこともあるみたい……。

6.「オタクかと思ったら、意外と男らしいんだね」
   これ、前と後が繋がってませんよね?
   「オタク」と「男らしい」は反語じゃないと思うんだが(笑)
   「意外と普通なんだね」てならわかるんだけど。
   第一、「理系男子=オタク」とは限りません。
   チャラい理系男子もいるってば。

7.「クールに見えて、本当は優しいんだね」
   理系男子が=クール、は幻想です。はっきり言います。
   ワタシの周りにはなぜか理系男子が多いけど、
   クール、という言葉で表現できるような、
   『獣医ドリトル』の小栗旬くんみたいなひとは、

   一人もいません。

8.「○○くんと一緒だと落ち着く」
   これって別に理系に関係ないんじゃ?(^^;
   それと、ひとによっては安牌だと思われてる、と
   感じちゃうんじゃないでしょうかね。
   女の子側からすると、ものすごく褒め言葉なんだけどねー。

9.「(白衣より)私服の方がカッコいい」
   「白衣着てるとカッコいいね!」なら
    理系なことを褒められたことになるだろうけど(笑)
    医者だけじゃなく、ナマ白衣男子、カコイイですよ?
    ねー、某大応用化学科出身の某K君?( ̄ー ̄)見てる?


念のため(←?)同じ某大理系でも電気工学科出身の夫に訊いてみた。

「ワタシに言われて、メロメロになった言葉って、この中にある?」
「3番」

――メロメロになったんですか。
まあ確かに、これは何度か言った覚えがある(笑)
実際、「なんでそんなことまで知ってんねん!」と思うような妙なことまで、
ヤツは知っていたりするんです。
…でも反面、「ええーー!」というようなことを知らんかったりも、する。



じゃあ、言われて一番嬉しいことって、どれ?

    「1かな」

そりゃまたなんで?

    「言われたことないから(・_・)」

言われてみたい、わけね…


山手幹線 全通 - 2010.10.27 Wed

兵庫県の山手幹線は、尼崎市大阪府境から西宮市・芦屋市を通り、
神戸市長田区までを繋ぐ一般道である。
戦災復興事業として昭和21年から都市計画されていたが、
住宅密集地であることから工事は進まず、
64年の歳月を経て、ようやく10月24日に開通の運びとなった。


大きな地図で見る

東は尼崎市の、猪名川を超えて大阪側に入ったところから始まり、
カルフール尼崎とコストコ尼崎店の前を通り、武庫川を越えて
西宮ガーデンズ前を通り、JR芦屋駅の北側を通り過ぎてから
芦屋川に突き当たる。
地図では松ノ内町西交差点からコの字型に曲がっているが、
この部分が真っ直ぐになって芦屋川をくぐるトンネルができた。

芦屋川を越えてからは甲南山手や摂津本山を通り、
神戸市に入って王子公園(パンダがいる)前を過ぎて、
南へ降りて春日野道駅横目で見て兵庫県庁前を通り、
最後の長田交差点まで約30km。

長らく尼崎市内から西宮市の東半分くらいまでしか
開通していなかったし、「ヤマカン」はそんなものだと
地元の人間は思っていたのだが、
ワタシたちが近くに引っ越してきてから10年の間に
どんどん整備が進んで、とうとう全通したというわけだ。

101027-1.jpg開通日当日は、夜になって夫と車で走ってみたのだが、
あらためて平日のお昼間に電車と徒歩で行ってみた。
これは芦屋川からトンネルが通っていると思しき部分を
青く着色したもの。
川の下を横切るようにトンネルを掘るのだから
さぞ大変だったろう。


101027-2.jpg
トンネルの出入口の上部分は
公園として整備されている。



101027-4.jpg
公園脇には
徒歩や自転車でも降りられるようなスロープがある。
当然降りてみる。



101027-5.jpg
徒歩でもトンネルはくぐれる。
これがその入口。
夜などは無用心なので、監視カメラも設置されている。



101027-6.jpg
川底の専用歩道は、階段の他に
斜行エレベーターつきで、
車椅子や歩行困難な人でも支障がない。


101027-7.jpgトンネル内はわりと明るい。
ワタシの他にも物見高いひとはいて(笑)
数人が物珍しそうに行き交っていた。
そのうちの二人組のオバサンたちが斜行エレベーターを見て
「無駄なもん作るなぁ」と非難していたのが哀しい。
早くからハンディキャップのある人たちへのサポートが
導入されていた芦屋市なのにねぇ。


101027-3.jpg
こちらが東側のトンネル入口。
向こうの方に見える中層ビル群は、JR芦屋駅前の
ショッピングセンター。


ようやく開通して、車での走行がとても便利になり、
大阪~神戸間の交通渋滞も緩和されるようになったのは嬉しいが、
全通のための工事が進んだ要因として
阪神淡路大震災による区画再整理が大きい、というのが
なんとも切ない気がする。

ただ、住宅街の間に広い道ができたことで、
災害救助活動の利便性が格段に上がったことは、
長い目で見ると、やっぱりいいのかなー…。



ちなみに開通日当日の夜に車で走行してみた
トンネル内走行の様子は、以下の動画をどうぞ。

[高画質で再生]

山手幹線 芦屋川隧道 [SEO対策]

揺れた道、64年後開通 終戦直後に計画「山手幹線」(アサヒコム)



いまさらだけど、やっぱり - 2010.10.26 Tue



ひさしぶりにgooランキングネタ。


エスカレーターに乗るときの立ち位置(関東は左側、関西は右側)
 いや、関西はそもそもどちらかに寄らない人も多いです…。
 ワタシ自身は郷にいれば郷に従うタイプ。
 東京に到着してすぐは忘れちゃってうっかり右側に立つこともあるけど、
 空港とか東京駅とかはたいていみなさんそんなもんだ(笑)

うどんのつゆ(関東は濃い)
 これ、東京の大学に進学して最初にびっくりしたことでした。
 噂には聞いていたけど、まさかあそこまで真っ黒だとは。
 関東のうどん出汁は濃口醤油、関西は薄口醤油を使うために出てくる違いですね。
 学食で作ってもらって、座席に着いてお箸でうどんを持ち上げたら
 その時点でうどんが黄土色に染まっているのに驚愕。
 以後、生卵も買って溶かして、味をまろやかにするワザを使用。
 
マクドナルドの略し方(関東ではマック、関西ではマクド)
 関西人、シャレた略し方を思いつかないんです(笑)
 我が家は夫がマクド、ワタシはマック。

食パンの好み(関東は6枚切・8枚切、関西は4~6枚切)
 以前お友達の陽さんのブログでも話題になってましたが、
 関西は5枚切が一番好まれます。4枚切じゃ分厚いし、6枚切じゃ
 食い足りん、てな理由だと思います。
 カロリー計算しやすいので、ここ一年ばかり我が家は6枚切愛用。
 でも実家の母と買い物に行って6枚切を買おうとすると、
 なぜかいい顔されません(笑)貧乏ったらしいんだろうか。

ところてんのたれ(関東では酢醤油、関西では黒蜜)
 これもチャットでは驚愕されましたねー…。
 ワタシ自身は黒蜜が苦手なこともあって、断然酢醤油派なんですが。
 なぜところてんに黒蜜か、というと、多分和菓子であるところの葛切りが
 基本的に黒蜜で食べられるから、似た食材であるところてんも
 それに倣った、というところじゃないかと思う。

たこ焼きの位置づけ(関東ではおやつ、関西では食事)
 関西人でも、「食事」、と限定してしまうのは抵抗があります。
 小腹が空いたときに食べる、ちょっと重めのおやつ。
 基本はそんな感じ。
 でも食事としても食べるので、一家に一台たこ焼き器(もしくは専用鉄板)
 があり、白飯とも一緒に食べることがある。
 あ、お好み焼きは完全に定食可能です。ごはんとお味噌汁の友。

お中元の時期(関東は7/15、関西は8/15)
 これ、実は数年前に知りました。東日本は新暦に従って贈るので早いんだそうです。
 「中元」に盂蘭盆会を行ったので、新暦7/15、旧暦8/15が贈る日限。
 まぁどっちでもいいんでしょうね。
 うちは大抵ワタシがすっかりポンと忘れていて、7月終わりくらいに慌てて
 デパートのネットショップから送るのが通例です(TT)

「自分」の使い方(関東では自分自身を指す時、関西では相手を指すときにも使う)
 「ときにも」が重要。
 つまり関西でも、基本的には自分自身を指す時に使うものなんです。
 特に関西の南の方で顕著で、逆に言うと阪神地区では通じないことも多いです。
 ワタシは、聞き分けることはできるけれど、自分じゃ使いません。
 
ミックスジュースの好み(関東は野菜ジュース、関西はフルーツのみ)
 ってか、野菜入れるの?ミックスジュースに??( ̄▽ ̄;
 ショーゲキです。それは野菜ジュースじゃないのか。
 というより、関東ではミックスジュースそのものがあまり見られないようです。
 ミックスジュース、と言われると、関西の一定以上の年齢のひとには、
 妙に赤いモケット張りの椅子が特徴的な、昔ながらの「喫茶店」で
 重たいカットグラスにストロー挿して飲む、というイメージが浮かびます。

魚の開き方(関東は背開き、関西は腹開き)
 鰻以外も違うんですか?

買い物の仕方(関西では値切るのが当たり前)
 大きな誤解を生んでるよなぁ…(-_-;)
 決して「当たり前」ではありません。
 たまにデパートでも値切る勇気を持ったオバサマがいらっしゃる、
 という程度のことです。

ネギの好み(関東は白ネギ、関西は葉ネギ)
 これもチャットで教えてもらって驚愕したことでしたねぇ。
 でも「葉ネギ」なんて言葉は知りませんでしたよ。
 「ネギ」といえば関西では青ネギなんです。
 冷や奴にも、お好み焼きにも、うどんにも、青ネギです。

雑煮などに入れる餅の形(関東/角餅、関西/丸餅)
 というか、雑煮自体も全然違いますからねぇ。
 ま、ワタシはどっちにしても餅はあまりたくさん食べません。

おでんの具(関東のおでんにはちくわぶやはんぺんが入っている)
 おでん専門店には数回しか行ったことがないので、
 スタンダードがどうだか知りませんが、家庭では好きなものを入れます。
 うちははんぺん入れますし~。
 残念ながらちくわぶは滅多に売っていないので、見つけた時に買う程度。
 ちなみに関西ではなぜかおでんのことを関東抱き(←デフォ変換)、違った
 「関東炊き」といいます。
 「おでん」は宮中言葉の田楽が転じたものだろうから、
 本来とは真逆になっちゃってますねー。

九九のイントネーション(関西は抑揚がつく)
 てか、関西弁自体が抑揚激しい言葉ですから、
 ああいう「吟詠」染みた長い文章(?)は自然と抑揚ついちゃうんですな。
 またこの九九抑揚、人によって違ったりして面白い(笑)

しるこの呼び方(関東はしるこ、関西はぜんざい)
 じゃなくて、こしあんのが汁粉、粒あんのがぜんざい、と
 認識しておりましたが。違うの?

玉子焼きの味(関東は甘い、関西は出汁)
 じゃなくて、甘いのは玉子焼き、出汁のは出汁巻き、と
 認識しておりましたが。違うの?

肉まんの呼び方(関西では豚まん)
 よく言われることですが、関東で「肉」といったら通常は豚肉を指し、
 関西では牛肉を指しますね。
 なので関西人は「肉まん」と言われると「牛肉入ってんの?」と思ってしまう。
 「豚」であると断らないといかんわけです(笑)

寿司のシャリの密度(関西は密度が高い)
 それは知らんかったなぁ…。そうなの?
 東京でも寿司食べたことくらいはあるけど、気づきませんでした。
 単にお店ごとの違いなんじゃ…?

桜餅(関東は長命寺、関西は道明寺)
 最近では関東でも道明寺餅、売られてるみたいですよね。
 関西でも長命寺を見かけるようになりました。
 ワタシは美味しければどっちも好きだから無問題♪


いままで散々雑記にも書いたし、チャットでも話題になったし、
ネットやってて一番面白かったのは、こういうネタですな。
全国、いや全世界のひとと繋がってるんだなぁ、と
実感することのひとつです。
それまで知らなかったことを知る、興味深く楽しいツール。
ま、そんなとこで。


(参考:大阪の食のタブー


最近の龍馬の脇って♪ - 2010.10.24 Sun

いやあの、なにもニオイの話じゃなくてですね……。


昨日、『龍馬伝』にミッチーが出たですね~。
大久保利通!『篤姫』では原田泰造だったのに!!( ̄皿 ̄;
えらいイメージ転換ですな、NHKさん…。
(そういや泰造@近藤勇ってのもどーよ)
元王子も40越えて、ふつーのオジサンになってきたけど、
その分、演技者としては貫禄が出た気が。
あの独特の佇まいが好きです、わりと。


先週の中尾彬@紀州藩勘定奉行茂田一次郎様。
いきなり噴きましたよ。
やっぱりあのネジネジスカーフなのね!( ̄▽ ̄;
いっそアッパレ。


フランス公使ロッシュ役は
ピーター・フランクルでしたな(笑)
あの人は数学者で大道芸人でもありますが、
なにより十カ国語以上を操る語学の天才でもあります。
でも今回、フランス人でもない彼が(母国はハンガリー)
フランス語の達者さを買われて抜擢、という話ですが、
日本にはフランス人役者があんまりいないってのが
最大の原因なんじゃなかろうか(笑)



…でもちょっとネットで調べてみたら、
ネオロマ的(裏参照)にはもっとエライことに、

「パックンマックン」のパックン

がアーネスト・サトウをやるって話ですぞ…orz



この場合の"エライ"は関西弁の
「とんでもない」の意です……(TT)
いやー巷ではマーティ(フリードマン)が
ついに髪切って、演るんじゃないかと噂でしたが(笑)
ま、どっちも日本語上手いもんね。

ちなみに来週末、10/31放送分の回から登場だそうです。
…た、楽しみだ。うん。



ハトの恩返し - 2010.10.23 Sat

週末、夫と買い物に行こうと駐車場へ行き、
車のトランクに荷物を入れようと背後に廻った夫が

「……ねー。見て見て」

と、なんだか嬉しそうにワタシを呼ぶ。


101023-1.jpg



……なんだコレ?
不審に思ったワタシが目を凝らしてみると。


101023-2.jpg



…………干しエビ?( ̄▽ ̄;


なんで車に干しエビが???と頭が真っ白になったワタシを余所に
夫は嬉しそうに空を見上げる。


「ハトの恩返しだね(・∇・)」


なんだそりゃ(-_-;)
恩返しされるようなこと、なんかした?
傷ついたハトを保護したとか、おヨメにしたとか、
『決して開けてはなりませぬ』とか言われたとか、
お礼に竜宮城へ連れて行ってもらったとか……?


「鳩糞爆撃を落としていくハトさんたちが
 『いつもゴメンね』って、お礼に干しエビをくれたんだよ」


……いや…これどっちかというとイヤガラセじゃないの…?
ベランダ侵入を頑なに拒否して、ありとあらゆる手段を講じたり、
見かけたらすぐに脅して追い出してるから、その報復手段とか。



まあ、たぶん、どこかの家から袋ごと盗んだ干しエビを
足に掴んで飛んできたはいいけど、うちの車のすぐ上にある街灯に留まって
食べようとビニール袋と悪戦苦闘してるうちに
うちの車にバラバラこぼしやがったんじゃないかと思うんですけどね(-_-;)

嬉しそうに「ハトさんありがとーー♪」と空に向かって叫んでいる
メルヘンな夫を見ていたら、


まあそういうことに
しておいて
やってもいい




と思えてきました……( ̄‐ ̄)






――人、其を諦めと云ふ。





邯鄲の夢 - 2010.10.11 Mon

私は碌な勉強もさせてもらえぬまま、
貢試(=会試。科挙の事実上の最終試験)に挑まされることとなった。
――童試(予備試験)も郷試(科挙の第一試験)もすっ飛ばして、
いきなり会試である。
突然「ここへ行きなさい」と手渡された紙を手に
向かった先は北京貢院(科挙試験会場)。

狭い・暗い・汚いはずの号舎の房(受験者の宿舎兼試験会場)は、
どういうわけだかビジネスホテル並みに設備と清潔さが調えられており、
にもかかわらず一番重要であるべき、答案を書く机のみが
奥行きが短くて狭苦しい。
皺一つない新しいシーツがぴしりと敷かれたシングルベッドの上に
どさりと座り込んで間もなく、試験開始の合図がスピーカーから流れた。

基本的に会試とは四書五経からの論文記述と
テーマに沿った詩作を求められるはずである。
それゆえ、そのものは短文であるはずの問題は
なぜか厚みのある冊子になっている。
ただ、白文(記号がない原文)であるはずの問題には、
どういうわけか返り点だの送り仮名で訓読できるようにはなっている。
…だからといって簡単に読めるものでもなく、問題解読だけで四苦八苦。

問題文と格闘しつつ墨を擦り、解答を書くための新しい小筆を下ろし、
筆先を墨に馴染ませて、細く調える。
実際には長文の論文を仕上げるためには、数本の筆を消費することになるのだが、
なぜか私は、一本の筆先を揃えることに熱中していた。
美しい字を書かねば、それも評点に関わる。それは確かだが、
なんだか我ながら偏執狂じみてるなぁと思いながら、
丁寧に丁寧に墨を含ませる。
筆の穂2/3に墨を含め、1/3を崩してバラすのが常道だが、
私の好みは1/2墨の1/3バラし。
上部1/2に墨が沁みるのは絶対に我慢がならないので、白いままにおく。

解答用紙はやはり閉じられた朱罫の冊子であり、
汚したり破ったりすることは許されない。
そのような事件があれば、向こう数年は会試を受けられない定めが待っている。
いつのまに完成したのか、下書きしたものを慎重に書き写そうと、
一文字目の筆を置いたその時。

突然ノックの音とともに、文官の官服を纏った試験管が現れた。
――ドアのない号房でノックは難しいと思うが、とにかく鳴ったのである。
彼は唐突に言う。

「汝に問う。初問の解答をひと言にて口頭せよ」

つまり、第1問の答えをいきなり口で言え、というのである。
しかも一言。
あの長いややこしい設問に一言で答えろというのか。

あまりの暴挙に呆然としながら、ちょっと腹が立った私は、
適当なことを言ってやれ、とヤケをおこし、

「如何なる時も、何にも優先し、民を飢えさせぬこと」

と答えた。
すると彼は「正解」と満足げに頷き、「そなたは合格です」と言う。
あまりの展開に唖然としていると、彼曰く、
自分は挙人(会試合格者)の中から任意の者に同様の質問をし、
この答えを返したものを合格とせよ、との勅命を帯びていたというのである。

それにしてもなぜ私に…?と腑に落ちぬ思いで首を傾げる私に、
彼は言う。
「皇上(皇帝)は、運気を引き寄せるも実力のうち、と仰有ったのだ」

それはありがたいけれど…と、どこまでも信じがたい思いでいる私は
そこでふと疑問に思った。
…はて。今の帝って誰だっけ…?




――そこで目が醒めた。


だらだら寝坊した日曜の朝。
まだとろとろと眠りに引きずり込まれそうになりながら枕元をふと見ると、
前夜、眠りに就く寸前まで読んでいた浅田次郎『蒼穹の昴』第一巻があった。


…え、影響されすぎじゃ、ワタシ……( ̄▽ ̄;


そもそも清朝(たぶん時代的にそうだと)じゃ女人受験は無理だったはずだとか、
号舎には綺麗なシングルベッドなんかない、
実際は板一枚に持参の寝具にくるまって横たわるはずだとか、
スピーカーってなんだ、そんなものが北京貢院にあるはずないじゃん、とか
肝心の初問の内容を憶えてないってのはどうなんだ、とか、
だいたいなんだあの口頭試問の解答、いかにもお行儀よすぎて
つまらないじゃないかとか、
なんかツッコミどころ満載の夢だった。



…あり得ないはずの夢。
そこから醒めたワタシが真っ先に思ったのは、
邯鄲の枕の故事通り、己の欲の深さを恥じる心地でもなく、
煮上がった粥食べたい、でもなく、

いいネタ拾った

という身も蓋もない感想であったのだった。まる。




蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
(2004/10/15)
浅田 次郎

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4コマ漫画かっ - 2010.10.08 Fri

101008-1.jpg

我が家の玄関には京都のちりめん細工館
姉妹店のきれのはなで買った野菜が飾られている。
店に行くたびに少しずつ買い集めだんだんと増えてきている。

蕗の薹、アスパラガス、蓮根、南瓜、人参、大根、薩摩芋、
玉葱、土筆、玉蜀黍、豌豆、筍などなど
いろいろ集まってきた。


101008-2.jpg

ところがたまに、野菜が逆さになっていることがある。
まあ、底が湾曲した籠に入れているし、
細工ものも安定がいいわけではないので
頭が重くて引っ繰り返っちゃったのかしら、などと思いながら、
見つける都度、元に戻していた。

――ところが。
ちゃんと犯人がいたのである。
誰って、ワタシがやったんじゃなければ、そりゃあ夫でしょう。

「毎日ひとつずつ、ひっくり返してる」

……なぜそんなことをするのか、
おかーさんに言ってみなさい。

「なんとなくー」

先日も、来客があるからときちんと並べ直したのに
気がつくとまた逆さになっていた。

思いあまったワタシは、ある朝、夫を仕事に送り出すと、
紙を山に折ったプレートを作り、籠の横に置いた。


101008-3.jpg

夜になって帰ってきた夫、すぐにこれに気づいた。


「…………」


次の瞬間、彼は


101008-4.jpg

………無言でプレートを後ろ向きにひっくり返しやがった。






( ̄◇ ̄;  そーくるか……。



こうしてワタシと夫の攻防は
さらに泥沼化の様相を呈し始めたのである。

しかしなんでも裏返しにするのが好きな奴だな……(-_-;)


『大奥』 (男女逆転) - 2010.10.07 Thu

無論、原作漫画のファンである。
だってよしながふみだもの。
あの独特の、最効果的空間利用画にまいっちんぐなのである。

よしながふみといえば、この作品までは断然、
現代モノと、特に西洋歴史モノに特筆すべき名作が多かった。
ドラマにもなった『西洋骨董洋菓子店(ドラマ名アンティーク)』や
『執事の分際』『ジェラールとジャック』『彼は花園で夢を見る』など
枚挙に暇がない。
もともとBL漫画家であるから、非BL誌に掲載された作品にも
そういう色合いのキャラクターが出てくることは多い。
しかしそうした設定に対する嫌悪や先入観を於いてでも
是非とも読んでいただきたい、面白く哀しくも切なく、
最後には涼風に吹かれて草原に立っているような
読後感を与える作品が多い。

『大奥』が発表された当時、その彼女が突然和物、
しかも江戸時代?と思ったものだ。
だが空間美というものは、実は和物においてこそ切れ味が勝る。
その意味で、この漫画はまさによしながふみが描くべき話なのだと感じられるのだ。

しかも疫病で若い男性が激減した世界。
社会システムにおいても男女の役割は逆転し、
江戸の街中を威勢よく走っていくのは女性の職人たち、
吉原で格子窓越しに媚びを売るのは美しい男たち。
そんな男女逆転の世界で、大奥には、公称三千人(実際は八百人弱らしい)の
見目麗しい男子たちが暮らし、ただ一人の女(将軍)を巡って争い、
あるいは実際の大奥がそうであったように、孤閨を囲っている中上臈たちの間で
同性愛が繰り広げられるのである。
――うん、実によしながふみにぴったりだ。



さて、映画。
キャスティングが発表になった時、
「ええ~~~ニノ~~~?( ̄◇ ̄;
 どうかなそれは~~~~」と不安と懸念がぐるぐるしたが、
二宮和也は実にあでやかかつイナセに、主人公水野祐之進を演じていた。
特に江戸弁の巧みさと、伝法で、でも洒落ッ気があって粋な演技のテンポは
さーすが葛飾出身(笑)と唸らされた。

柴咲コウちゃんはやはり美しい。
よしながふみ自身が「吉宗はコウちゃんで」と拘ったのもわかる気がする。
あの目ヂカラはすごいわ…。
また、質素倹約を旨とした吉宗の地味なグレイの打ち掛けが
あれほどキリリと着こなせるのもすごいなと思った。
…ただ、打ち掛け姿でお鈴廊下を歩く時にも
爪先を上げ、外足だったのが惜しい。
いや、吉宗はそういうキャラなんだろうけどね……(-_-;)
将軍位継承前の初登場シーンが、和歌山の野山を

白馬で駆ける吉宗さま

だったのはワロタ。
…きっと劇場内の全員の脳内に特定のBGMが流れていたことだろう。



大奥の面々も実に美しい殿方ばかりだった。
佐々木蔵之介はいかにも悪そうだし(笑)、玉木宏は震えがくるほど美しいし、
なによりみなさん、裃がまぁド派手(爆笑)
原作との大きな違いは、御中臈の松島と柏木が一人のキャラに融合されていたこと、
水野と立ち合って負けた鶴岡の悲劇的なエピソードがオリジナルで
付け加えられていたことだった。
あと、吉宗とお庭番三郎佐が江戸の街にお忍びで出かけていたことだったかな。

まあそのあたりは、制作上の都合ってやつだろう。
それだけに、日本映画に特徴的な、
二時間ドラマ枠でも充分だったはずの内容量(質じゃなくて量)を
むりやり引き延ばした感は否めない。

原作では第1話にあたる今回の内容だけでは、
あの人間の情念が大河となって男女逆転した江戸期の大奥を
まるごと押し流していくようなスケールの大きさは
感じ取れなくて、こぢんまりと纏まりすぎてしまうのは
致し方ないとはわかっているのだが。

だーからーー。
むしろこれは、連続ドラマでTVでやってほしいのよねぇ。
でも、衣装とかセット、ケチらないで。


……無理かorz





汁かけごはんの誘惑 - 2010.10.06 Wed

いい歳をして、ワタシには止められない悪癖がある。
――汁かけごはんである。
いわゆるねこまんま、おつゆかけごはん。

決してお行儀がいいとは言えないこの悪習は、
ワタシの場合、実は実家の母直伝なのだ。
…とかいうと、怒るんだろうなーおかーさん(-_-;)

でも実際、父はこれやらないし、
母以外に幼いワタクシに誰が教えるというのでしょう?
だいたいさぁ、お正月過ぎて残った黒豆をごはんにガバガバのっけて
お茶かけて食べてるのだれなのさー、ってカンジでさぁね。
…ひぇ、また怒られる(汗)

そのせいかどうか、うちの兄弟はみんなこれをやる。
………やるはずだ。
ね、下弟?(・_・;

とはいっても無制限に許されていたわけではない。
子供の頃は「おかずを全部食べてからにしなさい」と言われていた。
せっかく作ったおかずをないがしろにされるのは、
食事制作者として許し難い、というのは当然の心理である。
ただ、お行儀悪いから許しません、とは言われたことがなかっただけだ。
決して褒められたマナーではないから外ではやらないように、
とは言われたけどね。

妹に聞いてみたら、彼女は子供たちに
「究極(におかずがない時)のメニュー」として許可しているらしい(笑)
アレ?キミ、好きじゃなかったっけ??
独身時代、実家でやってなかった?

「あいらぶ汁かけ。独身どころか、今も昼ごはんにやってる」

……さいですか。



日経Web版のかつての1コーナーに、「食べ物新日本奇行」というのがあった。
そこで、汁かけごはんについての是非を延々4回に渡って論じていて
実に興味深く面白く読んだ。
今でも、日経Web版>オフタイム>食べB>「食べ物新日本奇行」
で読めるので、ご興味おありの方はどうぞ。

それによると、やはり行儀が悪いこととして、一切認められない派と
家うちだけでOK派、美味しいからいいじゃん派と、
是非の問題から派閥があり、また同時に
「ご飯(茶碗)に汁かけ」派と「汁(椀)にご飯投入」派にも分かれていた。
ワタシは後者である。

また、いわゆるお味噌汁・すまし汁のみならず、さまざまな
「のっけごはん」についても派生的に論じられていて
(つか、ご意見頂戴の検証)実に読み応えのある面白い記事だったのだ。

おまけにタイムリーにもmixiで
「クリームシチュー、ご飯にかける?かけない?」
なんて記事まで出たりして、ちょっと噴いたワタクシであった。
――無論、シチューもかけますともさ。
他にも、前の晩の残りのすき焼きなんかもいいねぇ(* ̄∇ ̄*)♪
あと、イレギュラーだけど、汁気たっぷりのおから丼、なんてのもよい。



基本的に外ではやらない汁かけごはんであるが、例外も存在する。
それはチゲを食べる店。ここでは堂々とできるのだ。
なぜかというと、韓国ではそれは別に
お行儀が悪いことでも何でもないとされているらしいからだ。
店員に「ごはんおかわり自由ですから、一通り食べたらご飯入れてみて
食べてくださいね~」と勧められる。
…そういや日本では少なくとも女性は人前ではやるべきではない、とされる
立て膝座りも、朝鮮民族的には何ら問題のない作法だったな…。
チマの立て膝座り、実に可愛いではありませぬか。

あ、いや、話が横道に逸れた。



ちなみに試しにネトゲ仲間数人に訊いてみたら、
「汁にご飯投入」派ばかりで、やはりあまり外ではやらない、
とのことだった。
ふむ。局地的スタンダードなのかもね(笑)

しかしやはり、お行儀がよくない食べ方であるのは確かだ。
ちなみに、うちの夫はやらない。もともとそう好きでもないらしい。
ン十年近く前、初めて彼の前でやったとき、えっ??という顔をされた。

「そういや、あれってお義母さんに叱られたからやってなかったの?」
「いや。煮物の汁とかは別にそう咎められなかった」
「ほー」
「でもお味噌汁はだめだった」
「……ふつー逆じゃない?お味噌汁はダメで煮汁はOKって、その理由はいずこに」
「私に訊かないでよー」

……お義母さん。
こんな謎を残したままで逝ってほしくはなかったわ……(-_-;)



しかーーーし。
おいしいのである。うむ。それに勝るものはない。
だからワタシは死ぬまでやるぞ。
…いやいつもじゃないけどもさ……。



みなさんは、汁かけごはんをしますか?
好きですか?



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