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2011-03

STOP THE HYSTERIA - 2011.03.22 Tue

    
――もうね、すごいらしいです。

日本在住の外国人の中にも、慌てて脱出(ってとこがもうすでになんとも)を図る人や
日本への渡航便の乗務を断ったというパイロット氏の話は聞こえておりますが
現地での狂乱ぶりも相当らしい。

そんな中でも、耳にする限りでは、
冷静な在住外国人の方たちも多数おいでになる。
ラモス瑠偉氏(彼は帰化してるから日本人ですが)も、
ちょっと落ち着けと怒ってたし(笑)
こういう方たちがいてくださるのを、心強く思います。

そんな中で友人から教えてもらった、ドイツの経済誌編集長と
かの東北在住ダニエル・カール氏のリアクションをご紹介します。
(追記:ダニエル氏、現在は世田谷在住でした(^^;シッパイシッパイ)


◆ドイツ『週刊経済』誌 編集長 Roland Tichy氏のメッセージ

Katastrophe in Japan
Liebe japanische Freunde


親愛なる日本の皆様へ、

この場をお借りしまして、被災者やそのご友人、ご家族やご親戚の方々、ならびに在独邦人の皆様にもお悔やみを申し上げます。また、この百年に一度と言われる大災害に対するドイツの世論の反応を大変恥ずべきものと考えています。何十万もの人々が家を失い、雪と寒さの中で行方不明の方々に思いを馳せては悲しみに暮れ、また数百万もの日本の方々が放射線の危害に怯えて暮らしています。

ひるがえってドイツはといえば、政府が非常事態を宣言しているのです。しかし非常事態なのはむしろドイツ人の頭の中ではないでしょうか?ヨウ素剤や放射能測定器を買いに走る人がいるかと思えば、テレビではぬくぬくと暮らしている視聴者に向かって、まるでこの世の終わりであるかのように煽りたてています。しかし実際に災害現場で起こっていることを考えると、これらは馬鹿にしているとしか映りません。

いやらしいことに政治家たちはこの迫りくる核災害をいいことに、党利党略に走っています。同じドイツ人として日本の皆様に申し訳なく思いますが、同盟90/緑の党のクラウディア・ロート党首は、デモ行進の人達の列でわめき散らし、次の選挙には勝ったも同然と内心ほくそ笑んでることでしょう。しかしそれはまだ行方不明のままの犠牲者を冒涜する行為であり、被災者の方々のことがすっぽりと頭から抜け落ちているのです。

また、日本の首相から直接情報が上がってこないといって苦言を呈していた大臣がおりました。これについても申し訳なく思います。これだけドイツの世論が敏感になっているのに日本政府が構っている余裕があるとでも思っているのでしょうか。さらにこうしたドイツの恥ずべき姿に拍車をかけたのが日本に向かった救助隊でした。成田空港で迎えが来なかったといって、すぐに引き返してしまったのです。所詮は同情ではなく旅行気分だったのでしょう。メディアも憶測と事実を混同し、はなから「チェルノブイリの再来」を吹聴しています。同業者として恥ずかしく思います。こうしてドイツはパニックに陥り、同情し痛みを分かち合い、被災者の方々のお気持ちに配慮することができなくなってしまっているのです。

日本の皆様の冷静沈着さにはつくづく驚かされます。そうかと思えばドイツ国内では狂ったように騒ぎ立てるばかりで、お恥ずかしい限りです。ドイツ人の振る舞いは、まるでしつけの行き届いていない子供の様で、わがままで自己中心的で、はっきりいって無慈悲です。

しかしドイツにはそうでない人達がいることも、どうか忘れないで下さい。彼らは沈黙し、想像を絶する痛ましい光景に心を動かされているのです。そして原発の技術者や自衛隊員の方々が我が身を省みず、最悪の事態を食い止めるため、自らの健康やいのちを危険にさらしているその姿勢を目の当たりにして、深い敬意の念を抱いているのです。

私達は日本の皆様と心を一つにし、上から目線で語ったり、自分達が正しいなどと言うつもりもありません。まして自然災害にどう立ち向かうべきか教えてやろうなどとは夢にも思いません。皆様とともに謹んで哀悼の意を表したいと思います。

ドイツ・Wirtschaftswoche誌 編集長 Roland Tichyより
(訳文:ドイツ木組みの家街道blogより転載)



◆Stop the hysteria/TheDanielKahl(英語です)




こういう方たちがいてくださって本当によかったと思います。
でも、ワタシたちが思う以上に、海外メディアとそれに踊らされた人たちの
狂乱ぶりは酷いらしい、ということに驚愕しました。

チェルノブイリを経験した、そしてその被害を秘匿しようとした
ヨーロッパのいくつかの国の人々は、政府発表は信用がおけないと
思っている方が多いようです。
確かに疑ってみる姿勢は大事でしょう。
しかしそこには科学的根拠がなくてはならないと思います。

海外のみならず日本のTV番組でもそうですが、
原子力専門の科学者を呼んで、「絶対安全とは言えない」という
0%を断言できない科学者としてのコメントを利用して、
「だから危険なのだ」というふうに流れを持っていきたいのなら、
最初から専門家なんか呼ばなきゃいいじゃん。
彼らは0.0000001%(この数値に根拠はないですが)でも
「絶対」であるとは言いません。それが科学だから。

なにがしたいの、誰がそれで得をするの。
被災した人たち、これから被災するかもしれないと怯える人たちに
警戒して備えること以上の「余計な」恐怖を植え付けて、
どうしようっていうの。
――そういうことを考えると、ウンザリしてきます。
大好きな国のことで、ウンザリしている自分も嫌だ。



だからこそ、こうした方たちの心からの言葉を目にすると、
本当に救われる気がします。



           
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