FC2ブログ
topimage

2012-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちび子日記 - 2012.08.24 Fri

        
みなさんこんにちは。
『ハゲ図鑑』、あっちがった『育毛の図鑑』へんしゅういいんの、ちび子です。
みなさんによろこんでもらえて、うれしいです。

3年生になると、いろいろぎもんがわいてくるんだよ。
だから、おかあさんにきいてみることにしました。



ねぇおかぁさーん、
くだらないしつもんなんだけど・・・


「なに?」


なんでじーじは

ハゲになったの?



「・・・・・・・・・じーじのお父さんがハゲだったから遺伝したんだよ」


・・・ふぅん。
じゃあさ、とっちくん(下弟)はハゲにしなくちゃいけないの?


「・・・・・・・・・(爆笑を堪えながら)親子だからって

お揃いハゲにする必要はないのよ。

 とっちくんは勝手に…自然になったのよ。

 親子は似るものだから


・・・おかあさんって、ようしゃないよね。
しかもこの話、ねねちゃんだけじゃなくて、
じーじと、とっちくんにもメールで送ってるし。

そんできっと、
ねねちゃんもこれ、ブログに書くんだよね(・_・)
おとなって・・・・・・(ため息)


          
スポンサーサイト

ダイエット中。 - 2012.08.23 Thu

     
・・・ワタシが、じゃありません。
いやワタシもしなきゃならんのはわかってるんだけど。


姪ちび子3年生。
自分を見せることに夢中のマセが・・・お年頃。
小学生女子(JSと言うんだそうだ)向けファッション雑誌『ニコプチ』に目を通し、
綺麗になることに大変熱心である、
ドライヤーでのブロウの仕方にも一家言ある、サラサラヘアが自慢の、
しかしてお笑い番組に目がないオンナ。

そしてもうひとつ、彼女が熱中するもの。
それはスタバ。


120823.jpg



・・・見てこの満面の笑顔。
モザイクかけてもわかるご満悦。

義弟によると、休みの日に家族で出かけてスタバに入ると、
4人中彼女が一番高いものを食べているそうだ(笑)



彼女の母(妹)から写メされてきたのだが、
それに書いてきた文面はちび子自身の手による。

「レモンケーキ、しかも、カスタード入り
 ひゃほー
 今度食べてみて
 24時間テレビもうすぐだね
 ばいばーい


そして彼女が一番好きなのが、抹茶クリームフラペチーノ。
3歳の頃から、スタバではこれと決めているらしいこだわりよう。
そういやあの頃、
「ぽんぽん痛くなっちゃうから、Sサイズにしようね?」と言うと
すっごーーーーく不満そうな顔をしていたっけね・・・。

でもメールのタイトルは「ダイエット中」。
・・・・・・・・・いいのか今からそれで。
大人になったらみんな否応なしに言い訳大臣になるんだぞ。



ちなみに彼女が、現在お笑いでイチオシなのは
なぜか陣内智則、バカリズム、ニッチェ、COWCOW・・・・・・。


ごめんちび子。
ねねちゃん、陣内しか知らんわ・・・・・・(-_-;)




        

ン十周年同窓会 - 2012.08.18 Sat

            
ワタシは公立の小学校から、中学受験で中高一貫のカトリック女子校に通った。
大学は東京にあるその学校の本校に、内部推薦で進学した。
つまり、10年間をほぼ同じ仲間と過ごしたことになる。
ちなみに小学校からの進学組もいる。彼女たちに至っては16年来の友人同士というわけだ。

今年の春は、その高校を卒業したン十周年にあたる。
そこで、現学年幹事2名と、同窓会役員3名が世話役となり、
ちょっと大きめの記念同窓会をやろうという話になったのが、去年の夏頃。
といっても実際に動き出したのは、今年の春先だったと思うが。

その半年の努力が実り、ようやく実現に漕ぎ着けたのは、お盆も開けた8月半ば過ぎ。
このタイミングなら、実家への帰省にことよせて出席可能な人が多いのではないか、
と読んだためだが、これが見事に的を射て、なんと一学年120人中参加者55名。
同級生の約半数がそれぞれに都合をつけてくれたために、当初予定の宴会場に入りきらず、
世話役一同、嬉しい悲鳴を上げることになった。


120818-1.jpg

当日朝、三脚とデジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジカメ、iPadに
全員に配布する資料2種類を抱えたワタシを哀れんで
夫が車で同窓会会場まで送ってくれることになった。

会場はセントレジス大阪。スターウッド系列の最高級ホテルである。
宿泊するとバトラーサービスが受けられる、ということから
どれくらいのレベルかご想像いただけると思う。

ちょっと贅沢だが、ン十周年ともなるとそれなりの場所でやる必要があるだろう、と
ホテルに渡りを付けてくれたのは、大阪ミナミでステキダイニングバーを経営しているRSちゃん。
(以下、同級生の方にはわかるように、旧姓イニシャルで表記します)
彼女、以前はケーキやシュガークラフトの先生をしていたせいか、
そちら方面にやたら強力な人脈を持っている。

そのRSちゃんの親しい知人である、陽気で愉快なメインキッチンシェフ安部氏の御厚意で
ホテルのメインボールルームをお借りして、なんとか55人を収めきるだけの手配を付けた。

11時半の受付開始より早くから、続々と参加者が集まり始める。
その前に~と駆け込んだトイレでも、卒業以来会っていなかった人たちにバッタリ会ったりして
いきなりトイレ外交開始(爆)
ひとくさり話してから、ごめんワタシ仕事に戻らなきゃ、
と慌てて受付付近に戻ってカメラを構えるも
来る人来る人みんな、へっぽこカメラマンにまで声を掛けてくださったり
ハグを求められたりして、モテモテで困る(・_・)

・・・いやでもね?
入り口でオバサンが溜まっているとうるさいしキケン(何が)なので
早く会場にお入りくださ~い、と叫んでも、みんな旧交を温めるのに夢中で
ひとの話なんぞ聞いちゃいない。
こんな優雅な空間で優雅な奥様方に囲まれて
「オラオラ早よ入らんかい!(炎▽炎)」と怒鳴るワケにもいかず、
ワタクシやきもきしながら、それでもシャッターを切り続ける。

するとみなさん、カメラに気づいて横並びになったり、ポーズをとってくださるのだが、
旧友に会って自然なヨロコビの表情をカメラに収めたいと思ってもその動きでブレまくる。
いやそのままでいいです。充分美しいお顔だから!(T▽T)


120818-2.jpg

いよいよ世話役代表による開会挨拶が始まり、
今度は神妙に座った参加者を、できるだけ全員撮りたくて走り回るワタクシ。
おかげでプレートを持ったフロアサービスの邪魔をしまくる。
その都度ごめんなさいごめんなさいと謝りながら、それでもめげずに席の間を駆け回る。

ところが、ああ、あの人の今の表情いいぞ、カメラを構えると、
みなさんなぜか激しく動くのよ(爆笑)
「いやポーズ取らなくても可愛いし!慌てて髪かきあげなくても美人だから!(T▽T)動くなーっ」
とワタクシが内心叫んでいたことを、誰も知るまい。
と後でボヤいたら夫に「・・・帽子も激しく動いてたの?プリンも?」と言われた(-_-;)

しかし確かに撮る写真撮る写真全部ブレている。
・・・・・・あれ?これってひょっとして・・・・・・


!!!!!( ̄▽ ̄;


・・・カメラの設定間違ってました・・・orz
へっぽこカメラマン面目躍如(TT)

ちなみにこの帽子は、帽子作家となった参加者のひとり、MUちゃんの作品。
美しい夕焼け色に惚れ惚れと見とれるひと多数。


120818-5.jpg

だいたいワタクシともあろうものがお料理写真を最初忘れてたりとかあり得ない(号泣)
どうやら相当舞い上がっていた模様。
自分でもテンションたっかいなぁという自覚はあったんですが。
だからへっぽこカメラマンなんだよねぇ・・・。
提供してくれた参加者のTYちゃん、ありがとう(T▽T) 助かったわ。

そんなふうにカメラ片手にひとり焦って走り回っているワタシに、みなさん
「ちゃんと食べてる?だいじょうぶ?」と気遣いの声をくださった。
それも一人や二人じゃないのです。
優しいなぁ・・・(T▽T)ホロリ。


で、そのお料理。
「あれはアベちゃんのお肉の焼き方やわ」とあとでRSちゃんが断言した
わさびつきのすばらしいサーロインステーキに絶賛の声が上がる。
ワタシはといえばお行儀悪く、そんな最高級のお料理もものの三口かそこらで平らげて
席を温める暇もなく、カメラを抱えて会場を走り回る。
シャッターを押す瞬間に、口に残った肉汁の旨味がじんわりと広がって
シアワセだぁぁあ(* ̄∇ ̄*)と思っていると、またこれがブレるんだな(-_-;)
あんなの食べたら無心になんてなれないよ(泣)

ところでそのアベちゃん(笑)こと安部シェフ、会の最初にスピーチしてくれたのだが、
妙齢の女性(しかも美人率高し)の大集団にどぎまぎしたか、はたまた恐れをなしたか、
ご挨拶の言葉もしどろもどろ。
みんなの意地悪いニヤニヤ笑いをかっていた。
教育実習生もこうやって虐めてたよね、みんな・・・・・・(-_-;)

そのアベちゃんがこれまたご厚意で準備してくださったデザートビュッフェは
いくつになっても甘いモノ好きな女子のハートを鷲掴み。
会が終わる頃にはすっからかんになっていた。


途中で部屋を暗くしてもらって、この日のためにワタクシが作成した
懐かしい写真のスライド上映を行った。
いやーWindows Liveムービーメーカー様々。
タダのソフトであんなの作れるとはなかなか気が効いている(笑)
自分たちの小学生時代や中高時代のオソロシ・・・もとい、可愛らしい写真が出てくるたびに
みなさん大歓声を揚げては、キャアキャアと乙女に還る。
大変ご好評いただいて、ワタクシ満足です( ̄∇ ̄)


会では全員ひと言ずつスピーチをしてもらった。
あの頃、ハイティーンだけどおませで背伸びしていた子供に過ぎなかった我々だが、
この年になると、それなりにいろんな経験をしてきているらしい。
うちの学校の卒業生は離婚率が高いと以前から自虐的にいわれるように、
独り身になったり、再婚したりした人も多かったが、
大病を患った人がかなりいることに驚かされた。
抗ガン剤の治療で毛が抜けたり、ホルモンバランスの変化で精神的にも辛かったり、
大変な思いを抱えたままで、今も戦っているひともいる。
他にも子供のことで悩んだり、淋しい思いをしたり、程度の差こそあれ
みんないろいろあるんだよねぇ・・・と、近年同級生に再会するたびに思うことを
特に感じさせられるひとときだった。

実はこの日の参加者の中に、元宝塚歌劇団男役だったひとがいた。
お名前は敢えて伏せるが、中学1年生の終わり頃、お父上の転勤で転校し、
その後、中学修了後に宝塚音楽学校に首席入学した逸材だ。
10年在団ののち、声楽の勉強をし直して、今は頻繁にコンサートを開くほか、
古巣の歌劇団はじめ、あちらこちらの教室で教えているそうだ。

この会の企画が始まった当初から、彼女に歌ってもらうかどうか、散々話し合ってきた我々だが、
ワタシは「プロ」である彼女ではなく、単なる同級生として来て欲しかった。
プロである彼女の厚意に期待して、無料で歌ってもらうのではなく、
同級生として、みんなとの久しぶりの再会を楽しんで欲しいと思った。
だからどちらかというと、彼女に歌ってもらうことには反対の立場だったのだが、
なんと彼女自身の方から「みんなへのお礼として歌わせて欲しい」と申し出てくださった。
ほんとうに、ほんとうにありがたいことだと思った。
涙が出るほど嬉しかった。

「Amazing Grace」と「Ave Maria」。
その声は会場に朗々と響き、それぞれにしんどい思いをしている真っ最中だったり
辛い出来事を乗り越えてきた、ン十年後の同級生たちを慰撫する優しさに満ちていた。
彼女も会を心から楽しんでくれたようで、あとでメッセージをもらって
ワタシもホッとしたのだった。


120818-3.jpg

さあ、もうじきお開きですからね、集合写真撮りますよー、と
号令をかけたところで、お尻の重いおばさんたちがちゃっちゃと動いてくれるわけもなし。
それを見越していた我々世話役、テーブルごとにご案内することにした。

撮影場所は、ボールルームを出たところの廊下。
奥にある他の宴会場が使われていなかったからこそできた禁じ手である。
はいはい、みなさん自分で顔出してね、譲り合わずに真ん中まで詰めてね、
端っこーフレームアウトしてるよー、とMYちゃんとワタシが声を枯らして指示。
念のため二台のカメラとiPhoneでも撮影して、ようやく終了。
・・・はあ・・・これでワタクシの本日のお仕事はほぼ終わり・・・・・・(-_-;)

あ、ちなみにこれは公開しているため、ワザとボケさせてます(^^;
同級生のみなさんには、後日別途公開予定(笑)



さて、無事お開きとなり、別れがたくも一次会でお帰りになるひとたちを送り出してから
二次会の場所へ移動しようとふと窓の外を見た瞬間。


――近くに落ちる雷と、直後に降り出した吹き降りの大雨。


落雷による死者まで出たというこの日の大阪市内の荒天が
まさに散会のその時に始まったのだった。
おかげでタクシー移動もままならず、一同はホテル1Fの狭いサービスロビーで立ち往生。
さすがにこのうるさい集団を放置しておくとイメージダウンになると判断されたか、
ホテル側の御厚意で、再度上階の小さいホールを待機場所として貸していただけた。
これはありがたかった・・・。

みんなはコレ幸いと写真を撮り合ったり、喋り始めたりして、
待ち時間も楽しく過ごしてくれたようでよかった。
我々世話役は、参加費の集計後、ホテルへの支払いを済ませたはよかったが、
年末に出版される同窓会名簿の集金額がリストと合わないことに
しばらく全員で頭を悩ませる羽目になった。
無事そちらも解決し、事なきを得たのでホッとして約30分後、
雨もやや小降りになって来たところで、ようやく二次会への移動が始まった。


120818-4.jpg

その二次会会場は、車で5分ほどの場所にあるRSちゃんのダイニングバー。
当日別れがたくて急な参加希望を出した数名を含むと、46名( ̄▽ ̄;
一次会参加者の八割以上が二次会に流れたことになる。
二階席はおろか一階席すべてを占拠し、かつオーナーRSちゃんは椅子もなかった。
ちなみにこの写真は2階席。やはり写真はワザと暈かしてあります。


17時にはここも撤収、ということで、名残惜しいが散会となった。
三次会突入の集団もかなり多かったようなのだが、
ワタシは同市内の実家に戻るTSちゃんと一緒に、迎えに来た夫の車に乗り込んだ。
ホッとして眠り込むかと思いきや、その日はシゴトに追われて
ゆっくり喋ることもままならなかったワタクシ、
TSちゃんと怒濤のお喋りを繰り広げ、運転席の夫を辟易させたのだった。



・・・・・・ほんとうに、無事に終わってよかった。
手前味噌だが、我々世話役のあきれるほどのチームワークの良さが、
2時間というタイトな中でも、万全のアテンドとホスティングを可能にしたのだと思う。
実際には、中学からの編入生だったワタシは
他のメンバーに比べて3年から6年、つきあいは短いことになる。
中高当時はお互いにそれほど密に親しくしていたワケでもなかったし、
卒業以来、何十年も会っていなかった。
でもこのトシになって、たぶんみんなそれなりに大人になって、
お互いの背後を思いやったり、足りないところを無言で補い合ったり、
できることは自分から動けるようになったりしているのだろう。


会場をセッティングしてホテルとの交渉をすべて請け負ってくれたRSちゃん。
彼女がいなければ、この会はそもそも成立しようがなかった。
機動力と人脈と、そして物事をうまく伝える能力の高さに、
みんなで彼女に「オブラートの女王」「段取りの女王」という異名を奉ったほどだ。

一学年120人、それに途中で転向していった数名にも連絡を頻繁に送ってくれたり、
刻一刻と変わる参加者リストを管理してくれたのは、学年幹事のYFちゃんとHMちゃん。
締切まだだし、予定決まらないしとのんびり構えている同級生たちに
頻々とメールを送ってくれて、きめ細やかにフォローしてくれた。

当日みんなに持って帰ってもらうお土産の準備で
同窓会本会の各部署と交渉し、安く仕入れてくれたのはMYちゃん。
彼女は当日の席札籤も作成して、みんなが普段交流していない同級生と
話すチャンスを作ってくれた。
話に夢中でまったくこっちの指示を聞いていないオバサンたち(笑)を前に、
ワタシがカメラを抱えてオロオロしていたら、率先してみんなを並ばせ
綺麗な集合写真を撮るためのセッティングを買って出てくれた。

――誰が欠けても、こんな素晴らしい会はできなかった。

でも一番嬉しかったのは、参加してくれた同級生たちが
「ほんとにありがとう!ものすごく楽しかった」
「あんなに楽しかったのは久しぶり」
「みんなからたくさんエネルギーもらったよ」
と、口々に言い、またメールやメッセージをくれたことだ。

会の翌日は疲れすぎていて、眠くても昼寝もできないほどだったけれど、
その中で思い返すみんなの笑顔や涙や声が、
頑張ったご褒美だなぁとしみじみ思うワタシなのであった。



・・・んで、ホントのとこ何十周年なのかって?
お訊きくださるな。武士の情けじゃ(-"-)

          


          

金の斧 銀の斧 - 2012.08.16 Thu

     
その男は洗面器を被ったまま、

町中を疾走してきた・・・・・・。




などとドラマティックな書き出しで始めてはみたものの、
内実はそんなにドラマティックな、あるいは高尚なものでもない。
お友達のCATさんが、ネットゲームで彼女のキャラ(ハゲオヤジ)に
アジシェと呼ばれるムスリムの帽子を被せていたのだ。

アジシェ、というよりも一般にはフェズ(Fez)として知られている、
頭の丸い形にフィットするタイプのこの帽子、見た目はどこからどう見ても洗面器。
背の低い円筒形は固めに成形されていて、布地でさえなければ
きっとお風呂でも使えると思うの(・_・)



ところで先日、彼女はゲーム内で、いいものを手に入れた。
3時間という制限はあるが、その時間内は経験値20%アップ。
それに加え、3時間後に全装備品(身につけているものですね)の耐久力が
すべて25%回復するというスグレモノ。
ただし、身につけているものだけでなければならない。
たまたま彼女のハゲキャラが装備していたのはくだんの洗面器・・・もといアジシェだけ。
そしてすでに時間のカウントは始まってしまっていた。


「・・・・・・かぶってる洗面器だけ回復されてもなぁ・・・」


呻吟する彼女。
いやホントは洗面器じゃなくて、アジシェなのだが。


「だいたい今から3時間後て・・・寝てますし」(現在時刻23:00)。
「・・・ほ、ほら、穴あいてるとことか、綺麗になるかも!
 お湯が沁みてくることもなくなるよ!」
「湯垢ついてるの綺麗になるとか・・・?(TT)」


・・・あくまでも悲観的な彼女を励ますべく、ワタクシ腐心する。
くどいようだが、本当は洗面器ではなく帽子である。


「きっと金の洗面器になるよ!
 そなたがなくしたのは、この金の洗面器ですか
 それともこの銀の洗面器ですか」


・・・我ながら涙ぐましい。
CATさんもワタクシの友情に感じ入ったか、ボケにノリ始めた。


「はいそうです。どっちもです。


・・・正直が身上の木こりとしてはどうかと思うの、そのお答え。
でもねぇ・・・。


「やっぱそう答えるよねぇ?ふつうは」
「言いますね。突っ込まれたら、光の加減で・・・とかモゴモゴいう」


・・・・・・このふたりに「ふつう」を語らせちゃいかん、とか言ってるそこの人。
悔い改めなさい。
しかし女神様のツッコミも我々二人をを知る人たちのツッコミもおかまいなし。
止める人もいないのをいいことに、ワタシたちの駄話は続く。


「女神様に嘘つき呼ばわりされて、金と銀の斧もらえなくて
 腹が立って、鉄の洗面器を泉に投げ入れたら、
 血で真っ赤に染まった洗面器をかぶった女神様がにゅーっと・・・っていう例のアレね」
「当たれとばかりに投げ入れますよね。血まみれ女神様」
「でなきゃ、他の鉄洗面器をいっぱい持ってきて全部投げ入れるの。
 
 "女神様は

 一生お風呂で困りませんでした"



・・・・・・やっぱりこの二人に正直者の道を語らせるのは無謀だったか。



「てかねー」


そこでCATさん、しみじみとした口調で言い出した。
いやネット上だから文字だけど、
なんていうかほら、ニュアンスってあるじゃないニュアンス。


「正直だったらいいってもんじゃないと思うんですよ」


――うん、そうだよね。
うまく嘘ついてくれたほうが、女神様も困らない。


「世の中ってそんなグレーでできあがってますよね」


だってほら、あの木こりには家には老いて病に寝ついた母がいるとかさ。
そんな彼を援助したくても、正直に申告されたら、女神様も困るって。

などと、童話に対してよき解釈をするワタクシを尻目に、
やはりCATさんという人は、常人とは視点が違うのだった。



「金の斧ってもらっても、

 弱いから木を切れませんよね」



・・・・・・・・・それは盲点だったわ・・・・・・。

でも確かにそうだよね。
金なんて柔らかいもので、木は切れない。
彼が本当にプロ意識を持った木こりなら、
「こんな斧、使えるかい!」と腹を立てて
 そのへんにうっちゃって帰りましたってオチが正しいよね。


「やっぱり女神に投げつける」


うん、その方が、健全な考え方だよね。(←おぃ)
金の斧なんてなくても木こりは木こりでがんばるんだ。


「うむ。斧返せって叫びつつ」


正直にしてたら金の斧がもらえる「はずだ」なんて思っちゃいかんわね。
無意識に期待する貧しい根性、自分自身も省みて改めなければ。
――それにしても腑に落ちないのが女神様の言動。


「何でそうやって人を試したがるんだろう」
「人を試すなんてひどい女神様だよねえ。
 試した挙げ句嘘つき呼ばわりだもん!
 そういう上から目線のオンナは嫌われるんだよ!」


・・・・・・そんなわけでイソップの寓話は
まったくこの二人に感銘を与えなかったのだった。



翌日、この顛末を夫に話したら


「それって女神様というより

加トちゃんじゃないの?」


と言われた。


・・・・・・洗面器じゃなくて金だらいだってそれ・・・・・・。


       

王将と吉牛 - 2012.08.14 Tue

      
先日、母校同窓会役員飲み会二次会でのこと。
若い世代(といってもアラフォー以上だが)はまだ小さい子供さんを持つ人が多いので
残ったのはワタシたちより2学年下の人1人が最年少、という
咲ききった大輪の花のように、熟れきった果実のように、
華麗かつ優雅かつ芳醇かつ・・・・・・・・・・・・よそう(-_-;)
つまりはほぼお姉さま方なのであった。

ふと思いついたワタクシ、その先輩方に質問してみた。

 「王将に行ったことがある人~?」 ・・・7割。

もひとつ。

 「じゃあ、吉牛に行ったことがある人~?」 ・・・さすがに数名のみ。


なんで突然そんなこと訊くの?とお姉さま方に不審がられたけど、
昔から気になっていたのである。

女子はどれくらい(人数)この二軒に行っているか。
初体験は誰と行くのか。
どのくらいの頻度で行くのか。

それを、相当お嬢さん学校と言われるうちの母校の卒業生に訊くか?
とかいうツッコミは、大歓迎ザマス(笑)
だから面白いんじゃん~。



実際、ワタシも夫と付き合うまでは、足を向けようとも思わなかった。
周りの友達もたいていそうで、
以前訊いてみた会社の友人たちも最初に行ったのは「彼氏と」がほとんど。
女子同士でなんぞ足が向くはずもない。

うちの母校の卒業生となると、さらに重篤(笑)
まして、ご主人様が「妻にはそういうところに行って欲しくない」という
奥様を大事に大事にしておきたい方も多かった時代の方たちも多い。
この飲み会の際にも「未だ廻転寿司に行ったことがない」という先輩もいらした。
役員の最年長は会長、ワタシより11学年上で、
そこからワタシの6学年下のアラフォー世代まで、けっこう幅がある。
廻転寿司が世に膾炙している現在、子育て真っ最中の人はそういうこともないだろうが、
子供さんがもう小さくない人たちは、チャンスもないらしいのだ。



誤解を恐れず言うが、そもそもワタシが大学生の頃は
自分で(財源は親だが)おサイフからお金を出して外食をする、というと
下限で辛うじてファミレス、あとは普通のレストランが多かった。
お茶もほとんどがホテルのティールーム。
彼氏の車で移動している場合は、当時流行ったカフェバー(笑)である。

それはもちろん、バブル絶頂期だったからでもあるが、
いまでいうカフェなどがほとんどなかったからなのだ。
だから滅多に外食しなかった。
値頃なカフェめしに普通にありつける今は天国であるよ(* ̄∇ ̄*)
・・・ってだからワタシ、カフェ好きなんだろうなぁきっと。

あの頃、銀座にあった吉牛をチラリと横目で見ながら
「行ってみたい・・・どんな味なんだろ・・・」と実は思っていたワタクシ。
ジャンクフード大好き、ファストフードばんざーい、になったのは
やっぱり夫と付き合い始めてからのことであった。
それでも夫の名誉のために言っておくと、彼は彼で
カノジョをデートでステキカフェバーに連れて行くのに必死だったそうなのだが(笑)
今の彼に「お昼ごはんどうする?」と訊くと、大抵は
「丸亀製麺かラーメン屋かまいどおおきに食堂かマクド(ナルド)(・_・)」
と返ってくる率87%。
・・・妻を大事に大事に囲っておく気はないらしい。



さてくだんの二次会で。
廻転寿司と言っても、注文して握ってもらえるし、
けっこうネタもイケますよ、と教えたりすると、
目を丸くなさっているお姉さま方が面白い(笑)
多分、ラーメン屋に行ったことがない先輩もいらっしゃるのではないだろうか。
ていうか同級生にもいそうだわ(-_-;)

ちなみに後日FBでこの件を呟いたら、
バリバリ現役で働いている同級生のひとりに
「いったことがあるかないかじゃ、甘いでしょ。一人で行けるかどうかじゃない?」
と言われた。
・・・オトナなご発言です。
ワタシゃまだ一人で吉牛は入ったことないわ・・・。



      

ニホンゴムツカシアルネ - 2012.08.13 Mon

電車のドアにステッカー広告が貼ってあった。

     「冷める」と「冷える」の違いは何かわかりますか?

・・・うん、わかるよ。
でも確かにこれ、感覚的な理解に留まっていると、
説明するのはちょっと難しいんだろうね。

これは日本人の知らない日本語というエッセイマンガの広告だったのだが、
なかなか穿った設問だと思った。


それでちょっと思い出したのだが、
数年前に亡くなった栗本薫/中島梓さんが
日中文化交流協会青年代表団の一員として、1984年の三千人青年訪中イベントに参加し、
同イベントの体験をまとめた『昭和遣唐使3000人の旅』(講談社1985年)で
現地通訳の中国人青年に
「侘びしい」と「淋しい」の違いはなにかと訊かれ、

   「某さん(青年団の一員)は独身で"侘びしい"
    Oさん(通訳青年)は奥さんと離ればなれで"淋しい"」


と即座に説明したと、同行した漫画家の木原敏江さんがその驚きを描いていた。
さすが小説家。

つまりそういうことだ。
説明できなければ、日本語としてしっかりと理解しているとは言い難い。
実際、外国人とは言わないまでも、子供に説明するのって
すんごく難しいもんね。
しかも彼らには、かみ砕いて、平易な言葉で伝えないと、
説明過程で「?????」と首を傾げられることになる(-_-;)
それを説明するのにまた頭を悩ませて、結局最初は何を伝えたかったのか
わかんなくなったりするのよねー( ̄- ̄;)



ところで最初の設問だが、ワタシの考えた答えは以下の通り。


   出会いから3か月、熱は「冷める」
   結婚30年、関係が「冷える」



・・・というのは冗談ですが。
ちなみにうちは結婚20年、別に関係は冷えておりませんよ?(・_・)

模範解答はこちら。


   摂氏80度の熱湯温泉が40度に「冷める」
   摂氏20度の辛口白ワインが10度に「冷える」



・・・いや模範じゃないよねコレ(-_-;)





日本人の知らない日本語日本人の知らない日本語
(2009/02/18)
蛇蔵&海野凪子

商品詳細を見る



     

IKEA菌 - 2012.08.01 Wed

     
先月末のとある日曜日のこと。
数年前に家具店の閉店セールでまんまとせしめた夫のPC椅子の
座面がボロボロになってきたので、
新しいものを買いに、おりしもバーゲンセール中の家具店を回ることにした。

まずはACTUS
・・・まあ、バーゲンとは言っても、ここのはそこそこいいお値段だしね。
我が家のお気に入り家具のひとつであるPoradaが超特価だったら
即買いだったんだけど(・_・)

だからってウェグナーのYチェアなんて買えないし(T▽T)
っていうかそれならワタシが欲しい(・_・)



で、次はじゃあIKEA行こう、と向かった先は神戸ポートアイランド。
オープンしたての頃に来て、その一ヶ月後に両親を連れて来て以来の、
今回三回目だが、別に家具は買わなくても、雑貨を見ているだけで楽しいし、
カフェのメニューも、お味は値段なりだけどそこそこ美味しい・・・ものもある。

ところが、である。
ワタクシ、これまで来た二回とも、その後に体調を悪くしているのだ。
一回目は喉に水泡が山ほどできて腫れ上がり、声が出なくなって寝込んだ。
その間、自分の鼻息の音で眠れなかったり、真夜中の大量喀痰に驚愕したりと
まぁイベントフルというかネタ満載というか、我ながらドロドロの日々だったワケである。

二回目は両親を連れて来たとき。
一回目のように寝込むことこそなかったが、
やっぱり帰ってきて喉が痛くなっていることに気づいた。



そして今回。
館内に入るや否や、独特の酸い臭いが鼻を突くではないか。
・・・・・・あれ?いままでもこんな臭い、してたよねぇ・・・?
なんていうか、新しい木の匂いと一緒になった、
そうそう昨日ベランダで組み立てた木製物置もこんな臭いが・・・・・・・・・

三度目の正直とはよく言ったもので、そこでやっと理由に思い至った。
かかりつけの内科の先生と冗談でIKEA菌とか言ってたけど、
化学物質のアレルギーだコレ(-_-;) シャレになってなかった・・・。

ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドを初めとする、
13種類の揮発性有機化合物による、住宅内に多く見られる物質の人体に対する影響を、
シックハウス症候群というのは今ではよく知られたことだが、
造り付けの家具やキッチン・キャビネット、収納、ドア等が規制の対象となっている反面、
それ以外の家具においては規制の対象となっていない。
従って合板家具などに使われている接着剤、塗料、防腐剤などに
含まれていることが多く、安価な輸入家具にはそれが顕著である。

ワタシも他の家具店であんなふうになることは今までなかったので、気づけなかった。
実際IKEAの前にACTUSに行ったワケだが、その時はまったく何も起こらず。
13種類の中にはトルエンも含まれているが、除光液やらマニキュアでは
まったくその兆候もない・・・どころかイイニオイ(・_・)←危険



それでもIKEAの展示場を巡り歩いている間はよかった。
カフェレストランでしっかりごはんも食べたし(笑)わりと元気だったのだ。
行かれたことがある方はご存知と思うが、IKEAでは一応店内順路は一方向、
綺麗にディスプレイされたそこでは、小物は売られているが
大型家具は品番を控えておいて、最後に倉庫で自ら取り出す。
その、巨大倉庫に足を踏み入れた途端。


・・・・・・・・・呼吸困難で死ねるかも、と思いました(TT)


もともとあのニオイ自体は嫌いじゃないんですけどねー。
こう、新しい畳の匂いに似たような、どこかサワヤカな感じすらする・・・のに。
それでも頑張って候補何種類かの棚を巡って、
ようやくレジも済ませ、出口にある輸入北欧食材のコーナーを物色していた時、
突然の目まいと失調感。
ブラックアウトこそしなかったが、ふらりとなって、冷凍ショーケースに掴まった。


こ、これってちょっとヤバいんじゃ・・・。


といってもその近くにしばらく座っていられるような場所がない。
夫に掴まって目まいをやりすごし、騙し騙し車まで戻った。
その頃には目まいは治まっていたけれど、喉は益々痛くて
自販機の水を買ってもらい、家に戻るまでの間、ぐったりとしていた。



家に戻って、その日の夜。
小鼻が痒くて、ぽりぽりと爪先で鼻の頭あたりを掻いた途端。
・・・ドバーーーっと血が流れてきた( ̄▽ ̄;
よくある、つーっ・・・ってのとはまるで違う、ドッと流れる感触。
いや、別にアヤシイことを妄想していたワケじゃありませんよ?(・_・;

しかもこの年になると滅多なことでは鼻血など出さなくなっているワタクシ、
ヘタを打って、喉に血が流れ込んでしまったのだ。
鼻血が出た時、零すまいとしてよく上を向いてしまうが、
大量の場合、喉に血が逆流して嘔気を誘発する。
従って本当は、小鼻の上を圧迫止血して下を向いているくらいのほうがいいらしいのだ。
だからってやっぱり歩いてティッシュを取りに行く間に、
廊下に止血しきれなかった血がぽたぽた流れるし(-_-;)
つい、上を向いて歩こう・・・してしまったのだ。

で、ただでさえ痛い喉は益々気持ち悪いし、軽い吐き気もあるし、
なによりと鼻に突っ込んだ血止めのティッシュの脇から
じんわり新しい血が滲んでくるのは不快だ。
「そろそろ止まったかな・・・」とおそるおそるティッシュを引き出してみると
どろ~んと大量の塊(たぶん鼻水が血で染まってるんだろうけど)が
出てくるのが恐怖なんだけど、ここまで来ると妙に冷静になるワタクシ。

不思議ですねアレ。軽い頭痛や失調だとさも大事に思えちゃうのに、
目に見えてマズイ状態だと、頭が冷えてくるってのは。
逆にいつもちょっと体調悪くなるたびに大騒ぎするワタシに慣れている夫は、
今度ばかりは慌てたらしく、保冷剤やら洗面器やらとまめに取りに行ってくれて、
ベッドで横たわるワタシをハラハラしながら見守っていた(笑)

ようやく血が止まって、とりあえずうがいとばかりガラガラぺっとやると
まるで血痰のような血の色が。
うーん、出どころが鼻血じゃなきゃ絵になるんだが(・_・)

この翌々日にも真夜中に大量の鼻血が出たのだが、
その時も妙に冷静で、ぐーすか寝入っている夫を尻目に血止めをし、
うがいをし、止まったところで水を飲み、何ごともなかったように再度眠った。



なーんてことを昨日、美容院で笑い混じりに話していたら、
担当美容師の女の子(ってもう奥さんだけど)のお友達にも、
家具メーカーの倉庫で働いている人がいて、
やはり同じように調子が悪くなる人が本当に多いらしい。
その人はでも、仕事だから倉庫を避けるわけにもいかず、
このご時世、仕事を辞めることもできず、日々ホルムアルデヒドと戦っているそうだ。
「さくらさん、IKEA禁止ですよー!!鼻血心配だから病院行ってくださいね」
今朝彼女から来たメールには、本当に心配してくれていることがわかる、
そんな言葉が書き添えられていた。
ありがとね、Nさん。

あれから10日ほど経つが、未だに喉はちょっとだけ痛い。
鼻血が揮発性物質によって引き起こされたかどうかは、確実なところは不明だが、
夫の言によると「粘膜が刺激されたからじゃないか」ということだった。
うん、喉もそうだしね。

喉と言えば、鼻血を出した際、夫に懐中電灯で喉奥を照らして見てもらったら
やっぱり水疱がびっしりとできていたらしい。


「自分では見ない方がいいよ」


・・・・・・そうですか(-_-;)





NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

いらっしゃいませ

このblogは
さくら通り
の1コンテンツです

今月のオシゴト

07 | 2012/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最近の記事

最近のコメント

各記事下部の(CM)を
クリックすると
書込窓が現れます

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

過去ログはこちら

さくらが丘雑記(旧)

ご注意

管理人が不適切と判断した
書込は即刻削除します

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。