高山・金沢の旅 その1 - 2014.09.15 Mon
例によって我が家の旅は突然始まる。
夏休みに割り当てられた3日間の休暇のうち2日を
まだ取得していなかった夫が慌てだした。
「9月末までに取らなきゃ」
そんなワケで前々日に突然旅行決定、行き先も決定。
まぁいつものことですけどね。
今回は中津川から飛騨の中部地方を通り、北の金沢へ抜けるコース。
真っ先に向かったのは、中津川にある和菓子店、「すや」。
ここの栗きんとんは、秋にならないと販売されないのだ。
…まあ9月中旬のこの時期、まだ栗には早いから
去年のやつを保管してあったんだろうけどね(^^;
外観も店内も、昔の商家ふう。
外にあったつくばいと、店内土間にあるものは、材質が違うけど同じデザインのもの。
オシャレですなぁ。
しっかり栗きんとんを買い込んで、ちょっと遅いけどお昼ご飯の場所を探す。
時間的に余裕があまりなかったので、国道沿いの店に適当に入ったら、駐車場は県外車ばっかりだった。
…ちょっとヤな予感…(・_・;
メニューに書かれた文言を見る限り、そば工房旺麦は、いろいろとこだわりがあるお店らしい。
十割の生粉そばは秒単位で売り切れるとな?
…開店後二十秒くらいで完売だな(´・_・`)スゲー
二八そばは手切りの食感がいい感じでまずまず。
でも、天ぷらの衣が生揚げ状態だったのはいただけない。
写真を拡大していただくとわかると思うが、大葉の中央部、まだどろどろしてます。
海老の衣も中がねちょねちょ。
たこ焼きはとろっとしている方が好きだが
天ぷらはカリッと揚がってないとダメな関西人でおます(-_-;)
中津川を離れ、R41で下呂経由高山へ。
ホテルのチェックインは15時以降なので、車を置いて早速観光に出る。
高山に来るのは…さて何度目か。
高山の観光の目玉は重要伝統的建造物群保存地区である。
実際に古い建物をそのまま使用している店や住宅もあるようだが、
大方は改装時に昔風な建築様式で再建したところが多いように見受けられる。
なにしろ、焼いた杉板じゃなくて塗った壁板もあったからね(^^;
高山祭りの屋台(山車)を保管しておく蔵も、街のあちこちに見られる。
その多くは酒蔵のショップや土産物屋、飲食店などとして利用されている。
そのうちの一軒、味噌蔵の大のや醸造で、みそ汁の振る舞いをいただいた。
信州味噌は濃厚でちょっと酸味を感じる。
同じ店内で白酒の試飲(有料)もできたので、一杯いただくことに。
あまいもろみが美味しい。
同じ上三之町にある舩坂酒造店は、蔵の中庭に煉瓦タイルを敷き、
開放的な空間にして、カフェやレストランの営業を行っている。
昨今どこにでもある酒蔵のリプロダクト利用法だが、
ここはなかなかオシャレにプロデュースされている。
カフェスペースで飲み比べができると聞き、
でも白酒入りロールケーキも食べたくて、夫と分けることにした(笑)
ま、ケーキのお味はまずまず、ってとこかな。
飲み比べセットは生貯蔵、特別純米、純米吟醸と、味の違いを楽しめた。
こうやってみるとよくわかるもんだねー。
今夜はビジネスホテル投宿。
ホテル・アルピナは過不足なく便利で、フロントの応対も実に丁寧だった。
客の半分くらいが外国人だったかな。
ま、お安いですしね。
そういえば近くにもゲストハウスがあった。
夕食は適当に駅近所の居酒屋に入ったら、これが大ハズレ(T▽T)
料理がしょぼいのは仕方ないけど(←我ながら寛大)
追加注文しようとさほど広くないフロアを見渡しても誰もいない。
かなり大きな声を上げないと気づいてもらえないのだ。
支払いのために奥のレジ前に行った夫が帰ってきて曰く「奥に6人いた(´・_・`)」
…フロアに出て仕事しろよ(-_-;)
酒も料理も種類が少なく、ショボさ炸裂。
こんなことなら、つまんなくてもチェーン店に行けば良かったと後悔してもafter festival(-_-;)
早い時間なら、お昼に行った舩坂酒造店のレストランでもよかったのよねぇ。
あ、店の名誉のために一応申し添えておくと、地元の酒・山車(さんしゃ)純米吟醸と、
鶏(けい)ちゃん焼とやらはちゃんと美味しかったのでした。
…両方読み違えてバイトくんに訂正されたんだけどねorz
晩ごはんのショボさにへこたれたから、ホテルに戻ってから
お昼に買ったすやの栗きんとんでお茶にした。
……うまー…(T▽T)
(続く)
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