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薄桜鬼 刀剣録? - 2016.07.17 Sun

  
岡山の備前長船刀剣博物館薄桜鬼(新選組が題材のゲーム)タイアップの
特別展「薄桜鬼 刀剣録 ~幕末維新の刀剣展~」が始まったらしい、
とマイミクayaちゃんに聞いたのは昨日の夕方。
たまたま数時間前に関西に帰ったばかりのワタクシはムラッと色めき立った。

ただでさえ刀剣好き・新選組好きで、薄桜鬼プレイヤーなワタシにとっては、
実に悩ましい事態である。
慣れているとはいえ、東京から長距離ドライブしてきた夫に
翌日また岡山まで運転してもらうのは申し訳ない。
鬼嫁にも五分の魂(´・_・`)


160717-1.jpg
展覧会は年末までやっているらしいので、夫が海外出張の時にでも
1人で新幹線で来るかと思っていたら、当の夫が行こうと言い出し、
翌日曜日の今日、早速出かけることになった。
…どうやら再び来る場合の交通費を惜しんだらしい(´・ω・`)
実にどっちもどっちな夫婦である。



160717-2.jpg
行ってみるとまあこの通り。
着流しで巡察無理だろうとか、なんで胸はだけてるんだとか、
いろいろいろいろいろいろ御異論はおありでしょうが、ここはひとつ、呑んでくだされ(T▽T)
こんなもんじゃないのよー、ゲームではそもそも、新選組の面々が鬼になったり、
山南や藤堂が会津戦まで生き残ったりするんだからねー(笑)
(注※山南敬助は池田屋事件の半年後に脱走罪で切腹、
 藤堂平助は伊東甲子太郎の離隊に同行、伊東と同時に古巣の新選組に暗殺されている)


160717-3.jpg

上:時計紋という脇差、なんと徳川斉昭作!烈公のご趣味は鍛冶仕事(笑)
中:西郷隆盛所持の「綱俊」
   このあたりの方が歴史的に価値は高いのよー(^^;;
下:火縄式の大筒。「鍛二重巻張 備前長船住横山辰右衛門祐信作」と銘まである。口径も大きい!


160717-4.jpg
2階が薄桜鬼関連展示。
ご覧のとおり、こちらの方が
1階よりはるかに賑わっている(^^;
みなさん写真撮りまくり。
…ワタシもだけど(´・ω・`)


薄桜鬼に登場する新選組幹部隊士の所持刀…の、現物はもちろん残存していないものが殆どゆえ、
製作者を同じくする(あるいは同名異世代刀匠作製の)いわゆる兄弟刀と、
薄桜鬼のパネルを並べて展示しているものが大半を占める。


160717-6.jpg

しかしまあ、非実在の鬼キャラまで武器展示されてるとは思わなかった(笑)
ちなみに風間千景(鬼の頭領)の刀は源清麿、
不知火匡(鬼の一族)の短筒はコルト・ポケットであった。
…どういう基準で選ばれたものかのう…。
…ってそもそもコルトって1900年代の自動拳銃じゃなかったか(´・_・`)


160717-7.jpg

こちらは榎本武揚使用刀の兄弟刀。
刀身には「臨兵闘者皆陣列在前」の九字が彫られている。
この人も薄桜鬼に出てきたが、箱館戦争になってからなので
すっかり洋装になっていたんだけど(´・_・`)

ここから以降は、薄桜鬼本編と、続編である「真改」編に登場する新選組隊士の刀が並ぶ。
ただし先述の通り、兄弟刀が9割方を占める。
つまり、ご当人が使っていた”ホンモノ”ではないワケだ。
まあ、来てるお嬢さん方のほとんどが刀剣よりパネルに色めきたってた気はするけど(´・ω・`)
ワタシも東京から一眼レフを持ってくるのだった、と臍を噛む。
iPhoneじゃほんと限界があるのよね…(TT)


160717-8.jpg

なんで北辰一刀流免許皆伝だった山南敬助のところにゲベール銃があるのかは謎。
永倉新八は「播州住手柄山氏繁」。
原田左之助は槍が得意であったのだが、池田屋などでは刀も振るったそうな。
こちらにあるのは脇差「肥前国大掾忠広」。現在の価格で250万円とも580万円とも。


160717-9.jpg

斎藤一は「鬼神丸国重」。
堅実でストイックなイメージのある斎藤にしては、
かなり華やかで色っぽい刀であるように思った。
まあ、ワタシの印象に過ぎないけれど。


160717-10.jpg

160717-11.jpg

沖田総司は「加州清光」と「山城守国清」。
彼の所持刀として有名な「菊一文字」はこの山城守国清である。
…が、この当時でもめちゃくちゃお高かったそうなので、
没落脱藩浪人だった沖田家が所有可能かどうかは疑問。
柄の部分に、異称の由来となった菊花が刻まれている。


160717-12.jpg
 
160717-14.jpg

土方歳三といえば和泉守兼定!
…もちろんこれは兄弟刀だが。
そして実は和泉守兼定というのは美濃関和泉守兼定のことで、
歳さんのは孫の会津兼定(通称・孫四郎)の作である。
たぶん当時の会津侯、松平容保から拝領したんだろうね。
地金の模様がすごい!けどiPhoneカメラじゃ上手く写らなかったです(-_-;)


160717-13a.jpg

兄弟刀の展示が大方を占めるこの展覧会で、新選組関連で唯一の例外が
先日出かけた日野市の佐藤彦五郎資料館所蔵、土方歳三の越前康継だった。
和泉守兼定のお隣に展示されていたけど、撮影禁止物件(T▽T)
端っこに写ってるくらいなら黙認、とのことなので、こういう構図になりました(-_-;)


160717-15.jpg

近藤勇は虎徹。作刀数が比較的多い刀剣のひとつ。
…つまり贋作も多いということで。
実は近藤のものも、源清麿が打ったものに
銘だけ虎徹と入れたものじゃないかという説もあるらしい。
まあご当人が虎徹と信じていたようだし、使って満足ならそれでいいじゃないか(笑)

母によると、彼女の実家にも虎徹が一振りあったらしい。
…やっぱり偽物なのか?
今やどこに行ったかもわからないそうだが、保証書もどこへやら。
昔、剣道が苦手だった伯父が、体育教師に
「(武家の長子なのにヘタだと)虎徹が泣くぞ」とからかわれたそうな(笑)


160717-16.jpg

芹沢鴨は三原正家。
大阪で力士と乱闘事件を起こした時の刀である。
切れ味鋭そう~~~。


160717-17.jpg

1階に展示されていた甲冑二領。
草摺を取り付けている蝙蝠付韋(こうもりつけかわ)のパイピングが可愛い♪(笑)


160717-18.jpg

博物館隣にある鍛刀場。
この時間帯は残念ながら打ってませんでした。


160717-5.jpg

昨今の刀剣ブームと、ちょっと前に一段落しちゃった薄桜鬼ブームの両方に乗っかって
女性を集める気満々の、いささか無理矢理感のある展覧会ではあった。
実際ほとんど10〜20代の女性がほとんどなオープン2日目。
でもなんというか、もうちょっと刀そのものの解説を置いてくれてもいいと思うのよねー。
先日行ったトーハクみたいに、図解とかね。
刀剣女子も案外バカにできませんのよ。
彼女たち、突き詰めるから(^^;


160717-19.jpg

観光バスなどを運営する両備グループの経営による両備ガーデンが
岡山ガーデンと名を変えて、ちょっとオシャレっぽいエリアを作っている。
そこの蕎麦屋でランチをすることにした。

この移築してきたであろう古民家の一軒が蕎麦店として営業している。
店名は「無哀荘 真金堂」。
そう聞くと、白洲次郎の別荘だった武相荘を思い出すのだが、
実際に武相荘に倣ってこの名にしたそうだ。
店内は畳敷きの6~8畳間が6つ、半分はテーブル席で、
足も腰も痛めているワタシなどには大変ありがたい。
…お蕎麦はまあ、可もなく不可もなしといったところ。

突然の岡山行きだったが、一日楽しめた。
…夫には本当に感謝している。ええとっても。もちろん。をほほ。
 
 

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