九州広島紀行 2010 その4 - 2010.05.03 Mon
前夜とびきり早い時間に寝たので、さすがに今朝は早くに目が醒めた。
なんと6時起床。
普段夫が仕事の時でもそんなに早くには起きない(笑)
せっかく早く起きたので、前日は真夜中出立のために食べそびれた朝食を
今朝はしっかりといただくことに。
7時過ぎには朝食を取りに階下へ降りた。

和洋食ビュッフェとなだ万の和定食が選べたので、
迷わずなだ万へ。
朝からしっかり味の濃い切干大根や煮物碗が嬉しい。
お味噌汁で目が醒める気がしますよ〜。
部屋に戻って、ハイアットの
会員特典のコーヒーサービスを頼む。
やっぱり朝はコーヒーが欲しいのだ。
実は今回、スタバのVIAを持ってきていて昨日はそれを
飲んだが、やはり淹れたてのレギュラーコーヒーが
いただきたいではありませんか。…なんたってタダだし(爆)
さて今日は、昨日館内を見そびれた九州国立博物館へ。
現在、『パリに咲いた古伊万里の華』という特別展が開催されているのだ。
これは行かずばなるまいて。
…っていうか、京都や奈良でやらなかったんだもん(涙)
車をホテルの駐車場に預けておいて、炎天下をおでかけ。

中洲からてくてく歩いて西鉄天神駅まで。
今日も日差しは強い。帽子が欠かせません。
昨日、長蛇の列が発生していた一竜のあった春吉橋のたもとも、
朝はこんなふうに綺麗な遊歩道。

一度乗り換えて3、40分ほどで太宰府駅に到着。
照り返しの強い参道を歩き、まずは天満宮へ向かう。
前にも書いたが、道真が転勤させられた役所は「大宰府」政庁。
天満宮は「太宰府」。
市名は「太宰府」市。
7世紀に筑紫大宰(つくしのおおみこともちのつかさ)という役職が置かれたことから始まるのだが、
当初は概ね親王が派遣される名誉職だったようだ。
そこに菅公――菅原道真が実際に赴任させられたということは、
相当藤原氏に嫌がられたのね…(^^;

でも今日はもう、天神様にお詣りはしないで
直接九博へ向かうのだ。
ごめんね菅公……。
梅紋も淋しそう…ってことはないか。ちぇ。

天満宮と九博はお隣同士だが、高低差がかなりある。
虹のトンネルの天満宮側は、急なエスカレーターと階段。
ここで階段落ちだけはしたくない…(-_-;)

九博は160m×80m×36m(最高)のかまぼこ形。
たくさんの建設会社によるJV(共同体)で建てられ、
2004年に竣工したばかりの一番新しい国立博物館だ。
京都や奈良のようなクラシックな建物とも、
東京のような遠近感の狂いそうに規模の大きなものとも違う。
実に近代的で、デザイン性の高い建築物だ。

九博では、特別展に関するブログ記事を書くための資料として
写真を提供してくださる。
今回はそれを利用して書いてみることにした。
左:色絵透彫花唐草柘榴文蓋付小鉢・皿
右:色絵牡丹芥子粟松竹梅鳥文輪花鉢…たぶん(汗)
伊万里焼には大きく分けて赤絵とよばれる色絵付のものと、
初期伊万里や藍九谷と言われる藍色の染料で描かれた染付のものがある。
赤絵は概ね柿右衛門様式に多く見られ、皿の見込みの中で
空間をうまく生かしたものが多い。
が、柿右衛門にも藍色一色のものがないわけでもない。
その他にも、古九谷と呼ばれる黄色や緑のあでやかなものや、
金襴手と言われるいかにも古伊万里らしい煌びやかなものもあるが、
ワタシはどちらかというと染付がいちばん好き。
…い、いや、古九谷も金襴手も赤絵も好きですけどね…( ̄▽ ̄;
いわゆる柿右衛門様式だけは、実はそれほど好きではないのだけど、
上の二つのもののように、骨董になってくるとなんとも言えない味わいがある。

左:染付唐人船文十角大皿
中:染付西洋風景唐人文菊花形鉢?
右:染付唐人梅棕櫚文輪花大皿
しかしやはり染付はいい。特に皿や鉢が好み。
一番右の、芙蓉手といわれる縁部を区切って中に絵を描く様式がいい。
稜花型の縁も優雅でステキ♪
本当は最初に飾られていた染付芙蓉手花盆文大皿が一番好きなのだが、
博物館提供の画像になかったのです…しくしく(TT)
色絵棕櫚岩梅文稜花形大皿。
これも柿右衛門だが、染付で描いてから色を被せる
広義柿右衛門様式、と呼ばれるもの。
まあ華やかで手が込んでるワケです。

左:色絵花鳥文蓋付大鉢
中:色絵花盆菊牡丹文皿?
右:色絵桐鳳凰文八角蓋付大壺
ヨーロッパに渡った古伊万里は、さらにハデに装飾されていく。
実用品としての皿ではなく、飾るもの…
テーブルコーディネート用語でいうところのセンターピースだとか、
マントルピースの上に飾られる耳付きの壺のように加工されたのだ。
繊細な陶磁器部分を割らないように、細かいレリーフを施した金の枠をはめ込むのは
至難の業だったことだろう。
日本の職人もすごいが、ヨーロッパの職人もすごい。
…くぅぅ〜…それにしても、旅先で重いからと
カタログを買わなかったことが悔やまれる(TT)
今見ても、作品名がまーったく見当が付かないよ…。
一応それっぽいのを、目録から探し出して?付きで書いてます。
嘘かも知れません(爆)ご了承くだされ。
特別展の他に、ここには素晴らしい常設展があるのだが、
前回も今回もインフォメーションで訊いてみたところ、
いつもタイミング悪く、一度はぜひ見てみたい重文の油滴天目茶碗が
展示されていない期間にここに来てしまう……。
次の公開は秋なんだそうだ。うう。春にもシフトしてください…。

古伊万里を堪能して、福岡へ戻る。
またしても炎天下をホテルまで歩いて帰る途中、
昨日屋台で長蛇の列を見た一竜の店舗を見つける。
そんなに美味しいのかなぁ…ちょうどお昼だし、食べてみる?
ということで、またしても懲りずにラーメン。
ここのスープ、美味しい…。
昨日一昨日の二軒はわりとしょっぱめだったが、
この店くらいの感じが好きかも。
…思わず飲み干してしまいました…。
明太子ごはんと餃子は夫とシェア。
おなかいっぱいになってホテルに戻り、
駐車場に預けたままにしておいた車を出して、
いよいよ九州に別れを告げ……
…たわけじゃなかったんだな〜これが……。
(続く)
なんと6時起床。
普段夫が仕事の時でもそんなに早くには起きない(笑)
せっかく早く起きたので、前日は真夜中出立のために食べそびれた朝食を
今朝はしっかりといただくことに。
7時過ぎには朝食を取りに階下へ降りた。

和洋食ビュッフェとなだ万の和定食が選べたので、
迷わずなだ万へ。
朝からしっかり味の濃い切干大根や煮物碗が嬉しい。
お味噌汁で目が醒める気がしますよ〜。
部屋に戻って、ハイアットの会員特典のコーヒーサービスを頼む。
やっぱり朝はコーヒーが欲しいのだ。
実は今回、スタバのVIAを持ってきていて昨日はそれを
飲んだが、やはり淹れたてのレギュラーコーヒーが
いただきたいではありませんか。…なんたってタダだし(爆)
さて今日は、昨日館内を見そびれた九州国立博物館へ。
現在、『パリに咲いた古伊万里の華』という特別展が開催されているのだ。
これは行かずばなるまいて。
…っていうか、京都や奈良でやらなかったんだもん(涙)
車をホテルの駐車場に預けておいて、炎天下をおでかけ。

中洲からてくてく歩いて西鉄天神駅まで。
今日も日差しは強い。帽子が欠かせません。
昨日、長蛇の列が発生していた一竜のあった春吉橋のたもとも、
朝はこんなふうに綺麗な遊歩道。

一度乗り換えて3、40分ほどで太宰府駅に到着。
照り返しの強い参道を歩き、まずは天満宮へ向かう。
前にも書いたが、道真が転勤させられた役所は「大宰府」政庁。
天満宮は「太宰府」。
市名は「太宰府」市。
7世紀に筑紫大宰(つくしのおおみこともちのつかさ)という役職が置かれたことから始まるのだが、
当初は概ね親王が派遣される名誉職だったようだ。
そこに菅公――菅原道真が実際に赴任させられたということは、
相当藤原氏に嫌がられたのね…(^^;

でも今日はもう、天神様にお詣りはしないで
直接九博へ向かうのだ。
ごめんね菅公……。
梅紋も淋しそう…ってことはないか。ちぇ。

天満宮と九博はお隣同士だが、高低差がかなりある。
虹のトンネルの天満宮側は、急なエスカレーターと階段。
ここで階段落ちだけはしたくない…(-_-;)

九博は160m×80m×36m(最高)のかまぼこ形。
たくさんの建設会社によるJV(共同体)で建てられ、
2004年に竣工したばかりの一番新しい国立博物館だ。
京都や奈良のようなクラシックな建物とも、
東京のような遠近感の狂いそうに規模の大きなものとも違う。
実に近代的で、デザイン性の高い建築物だ。

九博では、特別展に関するブログ記事を書くための資料として
写真を提供してくださる。
今回はそれを利用して書いてみることにした。
左:色絵透彫花唐草柘榴文蓋付小鉢・皿
右:色絵牡丹芥子粟松竹梅鳥文輪花鉢…たぶん(汗)
伊万里焼には大きく分けて赤絵とよばれる色絵付のものと、
初期伊万里や藍九谷と言われる藍色の染料で描かれた染付のものがある。
赤絵は概ね柿右衛門様式に多く見られ、皿の見込みの中で
空間をうまく生かしたものが多い。
が、柿右衛門にも藍色一色のものがないわけでもない。
その他にも、古九谷と呼ばれる黄色や緑のあでやかなものや、
金襴手と言われるいかにも古伊万里らしい煌びやかなものもあるが、
ワタシはどちらかというと染付がいちばん好き。
…い、いや、古九谷も金襴手も赤絵も好きですけどね…( ̄▽ ̄;
いわゆる柿右衛門様式だけは、実はそれほど好きではないのだけど、
上の二つのもののように、骨董になってくるとなんとも言えない味わいがある。

左:染付唐人船文十角大皿
中:染付西洋風景唐人文菊花形鉢?
右:染付唐人梅棕櫚文輪花大皿
しかしやはり染付はいい。特に皿や鉢が好み。
一番右の、芙蓉手といわれる縁部を区切って中に絵を描く様式がいい。
稜花型の縁も優雅でステキ♪
本当は最初に飾られていた染付芙蓉手花盆文大皿が一番好きなのだが、
博物館提供の画像になかったのです…しくしく(TT)
色絵棕櫚岩梅文稜花形大皿。これも柿右衛門だが、染付で描いてから色を被せる
広義柿右衛門様式、と呼ばれるもの。
まあ華やかで手が込んでるワケです。

左:色絵花鳥文蓋付大鉢
中:色絵花盆菊牡丹文皿?
右:色絵桐鳳凰文八角蓋付大壺
ヨーロッパに渡った古伊万里は、さらにハデに装飾されていく。
実用品としての皿ではなく、飾るもの…
テーブルコーディネート用語でいうところのセンターピースだとか、
マントルピースの上に飾られる耳付きの壺のように加工されたのだ。
繊細な陶磁器部分を割らないように、細かいレリーフを施した金の枠をはめ込むのは
至難の業だったことだろう。
日本の職人もすごいが、ヨーロッパの職人もすごい。
…くぅぅ〜…それにしても、旅先で重いからと
カタログを買わなかったことが悔やまれる(TT)
今見ても、作品名がまーったく見当が付かないよ…。
一応それっぽいのを、目録から探し出して?付きで書いてます。
嘘かも知れません(爆)ご了承くだされ。
特別展の他に、ここには素晴らしい常設展があるのだが、
前回も今回もインフォメーションで訊いてみたところ、
いつもタイミング悪く、一度はぜひ見てみたい重文の油滴天目茶碗が
展示されていない期間にここに来てしまう……。
次の公開は秋なんだそうだ。うう。春にもシフトしてください…。

古伊万里を堪能して、福岡へ戻る。
またしても炎天下をホテルまで歩いて帰る途中、
昨日屋台で長蛇の列を見た一竜の店舗を見つける。
そんなに美味しいのかなぁ…ちょうどお昼だし、食べてみる?
ということで、またしても懲りずにラーメン。
ここのスープ、美味しい…。昨日一昨日の二軒はわりとしょっぱめだったが、
この店くらいの感じが好きかも。
…思わず飲み干してしまいました…。
明太子ごはんと餃子は夫とシェア。
おなかいっぱいになってホテルに戻り、
駐車場に預けたままにしておいた車を出して、
いよいよ九州に別れを告げ……
…たわけじゃなかったんだな〜これが……。
(続く)

