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2019-11

STOP THE HYSTERIA - 2011.03.22 Tue

    
――もうね、すごいらしいです。

日本在住の外国人の中にも、慌てて脱出(ってとこがもうすでになんとも)を図る人や
日本への渡航便の乗務を断ったというパイロット氏の話は聞こえておりますが
現地での狂乱ぶりも相当らしい。

そんな中でも、耳にする限りでは、
冷静な在住外国人の方たちも多数おいでになる。
ラモス瑠偉氏(彼は帰化してるから日本人ですが)も、
ちょっと落ち着けと怒ってたし(笑)
こういう方たちがいてくださるのを、心強く思います。

そんな中で友人から教えてもらった、ドイツの経済誌編集長と
かの東北在住ダニエル・カール氏のリアクションをご紹介します。
(追記:ダニエル氏、現在は世田谷在住でした(^^;シッパイシッパイ)


◆ドイツ『週刊経済』誌 編集長 Roland Tichy氏のメッセージ

Katastrophe in Japan
Liebe japanische Freunde


親愛なる日本の皆様へ、

この場をお借りしまして、被災者やそのご友人、ご家族やご親戚の方々、ならびに在独邦人の皆様にもお悔やみを申し上げます。また、この百年に一度と言われる大災害に対するドイツの世論の反応を大変恥ずべきものと考えています。何十万もの人々が家を失い、雪と寒さの中で行方不明の方々に思いを馳せては悲しみに暮れ、また数百万もの日本の方々が放射線の危害に怯えて暮らしています。

ひるがえってドイツはといえば、政府が非常事態を宣言しているのです。しかし非常事態なのはむしろドイツ人の頭の中ではないでしょうか?ヨウ素剤や放射能測定器を買いに走る人がいるかと思えば、テレビではぬくぬくと暮らしている視聴者に向かって、まるでこの世の終わりであるかのように煽りたてています。しかし実際に災害現場で起こっていることを考えると、これらは馬鹿にしているとしか映りません。

いやらしいことに政治家たちはこの迫りくる核災害をいいことに、党利党略に走っています。同じドイツ人として日本の皆様に申し訳なく思いますが、同盟90/緑の党のクラウディア・ロート党首は、デモ行進の人達の列でわめき散らし、次の選挙には勝ったも同然と内心ほくそ笑んでることでしょう。しかしそれはまだ行方不明のままの犠牲者を冒涜する行為であり、被災者の方々のことがすっぽりと頭から抜け落ちているのです。

また、日本の首相から直接情報が上がってこないといって苦言を呈していた大臣がおりました。これについても申し訳なく思います。これだけドイツの世論が敏感になっているのに日本政府が構っている余裕があるとでも思っているのでしょうか。さらにこうしたドイツの恥ずべき姿に拍車をかけたのが日本に向かった救助隊でした。成田空港で迎えが来なかったといって、すぐに引き返してしまったのです。所詮は同情ではなく旅行気分だったのでしょう。メディアも憶測と事実を混同し、はなから「チェルノブイリの再来」を吹聴しています。同業者として恥ずかしく思います。こうしてドイツはパニックに陥り、同情し痛みを分かち合い、被災者の方々のお気持ちに配慮することができなくなってしまっているのです。

日本の皆様の冷静沈着さにはつくづく驚かされます。そうかと思えばドイツ国内では狂ったように騒ぎ立てるばかりで、お恥ずかしい限りです。ドイツ人の振る舞いは、まるでしつけの行き届いていない子供の様で、わがままで自己中心的で、はっきりいって無慈悲です。

しかしドイツにはそうでない人達がいることも、どうか忘れないで下さい。彼らは沈黙し、想像を絶する痛ましい光景に心を動かされているのです。そして原発の技術者や自衛隊員の方々が我が身を省みず、最悪の事態を食い止めるため、自らの健康やいのちを危険にさらしているその姿勢を目の当たりにして、深い敬意の念を抱いているのです。

私達は日本の皆様と心を一つにし、上から目線で語ったり、自分達が正しいなどと言うつもりもありません。まして自然災害にどう立ち向かうべきか教えてやろうなどとは夢にも思いません。皆様とともに謹んで哀悼の意を表したいと思います。

ドイツ・Wirtschaftswoche誌 編集長 Roland Tichyより
(訳文:ドイツ木組みの家街道blogより転載)



◆Stop the hysteria/TheDanielKahl(英語です)




こういう方たちがいてくださって本当によかったと思います。
でも、ワタシたちが思う以上に、海外メディアとそれに踊らされた人たちの
狂乱ぶりは酷いらしい、ということに驚愕しました。

チェルノブイリを経験した、そしてその被害を秘匿しようとした
ヨーロッパのいくつかの国の人々は、政府発表は信用がおけないと
思っている方が多いようです。
確かに疑ってみる姿勢は大事でしょう。
しかしそこには科学的根拠がなくてはならないと思います。

海外のみならず日本のTV番組でもそうですが、
原子力専門の科学者を呼んで、「絶対安全とは言えない」という
0%を断言できない科学者としてのコメントを利用して、
「だから危険なのだ」というふうに流れを持っていきたいのなら、
最初から専門家なんか呼ばなきゃいいじゃん。
彼らは0.0000001%(この数値に根拠はないですが)でも
「絶対」であるとは言いません。それが科学だから。

なにがしたいの、誰がそれで得をするの。
被災した人たち、これから被災するかもしれないと怯える人たちに
警戒して備えること以上の「余計な」恐怖を植え付けて、
どうしようっていうの。
――そういうことを考えると、ウンザリしてきます。
大好きな国のことで、ウンザリしている自分も嫌だ。



だからこそ、こうした方たちの心からの言葉を目にすると、
本当に救われる気がします。



           

● COMMENT ●

No title

外資系の企業が本社機能を関西に移していると聞いて
はぁ?
と、思っていましたが
背景にはそういう事情があるのかもしれませんね
私は、ただ単に電気使えなくて不便だから?くらいに思ってましたが(笑)

東京からも関西へ逃げ出している方々がいるそうです
私たち日本人が冷静なのではなく、危機感が少なすぎるのかな?
とも、感じますが
福島で頑張って作業してらっしゃる方々のためにも
私たちが落ち着いていなくてはいけないと思います。

…とかいいながら、いつでも避難できるように準備はできてる(笑)
避難命令きたら、さくらさんとこ行くからよろしくね~(笑)

No title

うちは親戚類は皆さんいち早く関西へ疎開。
うちだけ疎開してないからうるさいことこの上ない。
親は関西、妹も弟も海外なのですけど、弟は今回は黙ってくれてるからいいとして、妹と母が、ほんとにうるさくて、ほんとに、stop the hysteria!と何度日本語で書いたことかw

放射性物質(日本でいわゆる「放射能」といわれてるやつ)に対する恐怖が、やっぱり日本は被爆国だから強く持ってて、それがこのパニック行動に結び付いてるんだろうし、欧州ではとくに、チェルノブイリで大変な目にあってるから、やっぱりパニックになる、それは理解できる。
アメリカはスリーマイルもあるけど、何しろ今回は偏西風の風下だから、放射性物質が飛んでくるんじゃないか、西海岸の人たちはやたらと過敏になっている。

そんな中で、このビデオは非常に良かったです。海外在住者だけじゃなく、日本人に聞かせたい。 心に染み入りました。

ある身内の話のとして。

30キロ圏内に住む、親しい方がありまして。
どれくらい親しいかといえば、私が10歳になる前から、我が子のようにおもわれている、が最も適切でしょうか。

お子様がいないご夫婦。
旦那さまは全盲。起き上がれない要介護のお母様の三人家族。
福祉などには世話にならず、自活しきっている苦労の上の生活力。

やっと連絡が取れました。

自分達はこの土地で生かされてきた。
たとえ何が起ころうとも、腹は括れました。
現場で頑張っている人がいるから、それを信じます。
そう朗らかに淡々と語られました。

彼らはものすごく聡明で、ブラックジョークで言うならば、「見てきたように」知っている人。
そして常に朗らか。

浮き足立つこと、逃げること、危険を警告すること、
私は愚かだ、パニックだと否定できません。

ただ願わくば。
何があったとしても、逸早く立ち直る事ができるように、そう願って止みません。

この風評とは、恐らく日本は何十年と戦わなければならないのですから。

うまくまとまりませんけれども、
今の風評は嘆かわしいと思う反面、仕方ないと受け入れつつ、
どうか次の局面では、さすがはと言わせて見たい。
そう願っています。心から。

リンコさん

準備万端とはさすがだ(笑)っていうかこのトシになるとことさら機動力がものをいうのよねぇ…(-_-;)
ワタシなら動けるかどうか不明。身軽なのに尻は重い(T▽T) …いや尻だけじゃないけど。
んで来るなら来ーい!( ̄∇ ̄)ノ 娘ちゃんの乳母もやったるで!

りんさん

「これはチェルノブイリじゃない」ダニエル氏の言葉が心強いですな。
でも確かに、ヨーロッパはチェルノブイリが、アメリカはスリーマイルが、人々の心に根深く刺さっているんだろうなあと思います。
そしてその時の各国政府の対応の甘さも。当時ウィーンの従姉は子供たちに食べさせるものにとても気を使っていたそうです。
現状、日本ではそこまで神経質になるレベルではない、という情報を、信じていようと思います。

CATさん

仰有るとおり。ワタシも大好きな日本という国とそこに住まう人たちに向けて「さすが」と言いたいです。
今現在、自分よりもずっと大変なひとたちがいる。そのひとたちに比べれば、今の不自由なんてたいしたことない、と笑い飛ばせる強さを持ち続けようと努力しているひとびとを、誇りに思います。そういうひとたちにこそ「がんばれ」とエールを送りたくなる。
なにかと問題視されるこの「がんばれ」という言葉ですが、使いどころを間違えなければ、とても有効だと思うんですよね。
そして言葉だけでなく、有形無形の支援を。自分にできる範囲で。そうすることで、不安に浮き足立ちそうになる自分をも、支えることができるんです。

先週からテキサスに出張で滞在しています.
こちらでは,先週一杯は日本の地震と原発事故の話がTVのニュースショーで繰り返し流れていましたが,今週に入ってこれらの話題のでる頻度が激減しました.
特に減ったのが地震.原発事故はまだ時々出てきます.

TVの放映の仕方は日本とほとんど同じ.
原発推進派と反対派の双方のコメンテーテーが出演して直接に討論することが多いようです.ただし双方の意見や議論の進め方は姐さんのおっしゃるとおりで,推進派が事故の可能性(アメリカ内でのです)が絶対にないとは云えない事をわかった上でそういう質問をして,0%ではないことを持って相手を攻撃しています.

一般のアメリカ人(とはいえエンジニアばかりですが)は,どちらかというと地震や津波の被害に(私と私の知り合いが)あわなかったか?という心配はしていましたが,原発に関しては基本的にまだこわれてないよね?関係ないだろ?って感じでした.

ちなみにアメリカ以外の国に住んでいる友人(日本人ではなくその国の方々)からも,同じような感じのメールばかりが来ました.

ですので,こちらでは特にパニックやヒステリー状態というわけではありません.やはり,日本在住の外国籍の人々が一番パニックになっているのではないでしょうか?


P.S. 前回のコメント,申し訳ありませんでした.

naoさん

あれ?書いてくれてたの?ごめん、気づかなかった…って消しちゃったのね(^^;
前回のテンプレートがあまりに見づらかったので、今朝変えたんですが、それで気づかなかったのかなぁ…すまんです(;;)
エンジニアさんたちは科学者だから、データの意味を理解できるんじゃないでしょうか。
というか一般の人たちよりも、メディアの狂騒がスゴイですわ欧米は。
在アイルランドの友人が日記に貼っていたリンク先を読んで寒い嗤いがおこりましたよワタシ…。
http://news.yahoo.com/s/ap/20110320/ap_on_re_as/as_japan_covering_catastrophe;_ylt=AvZ9etIhIg_6uwsj35hbO.zZa7gF;_ylu=X3oDMTMwZmU3NGRtBGFzc2V0A2FwLzIwMTEwMzIwL2FzX2phcGFuX2NvdmVyaW5nX2NhdGFzdHJvcGhlBGNwb3MDNARwb3MDNARzZWMDeW5fdG9wX3N0b3JpZXMEc2xrAzFzdHBlcnNvbnJpYw--

非常に重くなる事をお許し下さい。

某同居人Aのご親族、亡くなられていました。
ああ、まぁそうだろうなとは、私ですら感じる状況でしたが。
昨日、その連絡を受け、電車が通ってるか不確定のまま、今朝出かけていきました。

昨日の連絡が入るまで、淡々と仕事をし、普通に話し、淡々と夜になると寝ていました。
パニックを起こしていない人、身近にいました。

計器上でもなく(それも知ってましたけど)、天を恨むでもなく、粛々と。ただ粛々と。
「知っていました。行ってきます」その一言。

同居人Aは私以上に、顔に出さない人です。理屈も言わない人です。
でも、10年以上一緒に住んでいますから、どれほど情が深いかもまた知っています。
私だけは見届けたいと思いました。

CATさん

そうだったんだ…。
ご出身地を思い出して、大丈夫じゃないかなと我が家では推測していたんですが、詳しく場所を知らないだけに不安もありました。
きっと彼は、連絡があった時に飛んでいけるように、己を律していたんでしょうね。見事なその精神力に脱帽です。
けれど、きっと体いっぱいに哀しみを抱えての帰郷でしょうね。どうか彼の、亡くなった方への悼みと祈りが届きますように。


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